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2008年03月30日

■豆知識ー18■ 住宅ローンを組むと・・・

納めた税金が戻ってくる事はご存知ですよね?

「住宅ローン減税」といいまして、住宅ローンの残高に応じて最長15年間に渡って戻ってきます。
ところが!!「今年の2008年12月31日までに完成、入居の方」までとされていますので・・・
「来年完成の場合はどうなるの?」こんな質問が最近増えてきました。

受けられる条件:http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/063.htm

控除の受け方(MAX160万円):http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/zeisei07/05/index.html

来年建てる人の為に延長される制度なのか? もう廃止となるのか?
これから国会で話し合われるようです。

もし廃止になれば・・・「家を建てよう」という意欲が削がれ、住宅業界にも影響がでます。
ましてや消費税率UP云々の話も持ち上がってきたらダブルパンチですよね~~(><) これはあくまでも予想ですが・・・・・ うまくすれば今年の12月くらいには延長する方向の話で決まるのではないか? って言われてます。 それがダメでも 来年2月の末には臨時閣議で可決されて、2009年1月入居にさかのぼって 適応されるのではないでしょうか? とっ! 知り合いの税制通の方が言っておりました!(聞いた話ですみませんm(_ _)m) 但し控除される内容は少し違ってくるのかもしれません。 ちなみに今年2008年完成の方の場合は・・・・・ AかBか?どちらか選べます。(2000万円の残高の場合で計算した場合) Aは当初6年間は1%戻り20万円×6年=120万円   その後4年間は0.5%の戻り10万円×4年=40万円・・・最大160万円。 Bを選択しますと15年間控除が受けられます。   当初10年間は0.6%ですから12万円×10年=120万円   その後5年間は0.4%の8万円×5年=40万円・・・最大160万円。 ※あくまでも「納めた所得税」の控除ですから20万円納めてない方がAを選択したら・・・失敗ですよ!! その場合はBを選ぶべきです。 ※たとえ借り入れが3000万円の場合でも・・・最大で2000万円として計算します。 来年延長されるとしても、控除の%や期間、借り入れ残高適用額が変わる可能性がありますので御注意下さい。

2008年03月25日

■豆知識ー17■ 住宅ローンの借り方・・・!?

住宅ローン!!
これは借りないで家を建てられるに越した事はないのですが・・・
何千万円も、使える現金持ってる人なんてなかなかいないですよね?

ほとんどの方が住宅ローンを組みます。
この場合、金利を何%で借りるのか?とても重要な事です。

とことん金利について調べた事がありますか?
もしかしたらドコの建築会社で建てようかな?と同じくらい・・・いや、それ以上に吟味しなくちゃならない事かもしれません!!

どのくらい重要なのか? 下の支払い金額を参考に見て下さい。

例えば2000万円を30年返済で借りた場合・・・・
金利が1%なら 月々64327円 トータル2315万円の返済
   2%   月々73923円     2661万円
   3%   月々84320円     3035万円
   4%   月々95483円     3437万円

お分かりですね~1%の違いで400万ものお金を損したり、得したりするんです!!
土地を購入してそれから住宅を建てる人ですと3500万円の借り入れの方もいらっしゃいますから
その場合は1%の違いが700万だったりするのです。

ポイント1:「住宅ローンを借りる時は慎重に!」です。
     
「あそこの銀行口座を持ってるから!」ですとか「良く来て下さる担当の行員さんが感じ良い人だから♪」
だけで決めてるお客さんもまだまだ すごく多いのも事実なんですよ~~~(><) ポイント2:「じゃあ、ドコで何%で借りたら一番得なの?」 って質問が出ますよね? その答え・・・・知ってる人はどこにもいません!!笑 答えがあるなら、家を建てる人全員そこから借りますから^^;/ だろう!? たぶん・・・ きっとイイかも!? なら幾つかあります。 これ、結構長くなりそうなので・・・ 下準備として借り方の3つ・・・ A「全期間固定金利」返済期間中の金利が完全に固定化されてトータルの返済額が明確になる借り方。 B「変動金利」当初2年ですとか5年、10年は固定金利だけれども…その後は変動金利(その時の基準レートから多少の割引を受けて金利が決定)になる。 C「固定、変動ミックス」これは当初10年くらいは固定で、その後はその時の金利を見て固定か?変動にするか?選択できる借り方。 大きく別けると3つくらいになると思います。 今現在アメリカのサブプライム問題(住宅ローンの焦げ付き多発)で世界経済が不安定なので金利もまだ低い位置にありますが 今後10年、20年先に景気が良くなり 金利が4%、5%時代に戻った時の事を考えて 「今は全期間固定金利で借りた方が得だよ!」という専門家の意見が一番多いみたいですね。 ところが金利は2.8~3.2%くらいなので高めなんですよ・・・(><) ※金利の動向が分かる資料http://www.mc-j.co.jp/hp/about/index.html あと10年くらいは子供さんにお金が掛かるから!! という御家族の場合は10年固定、15年固定にしておいてその後は変動に切り替える(又は固定継続が変動かその時選べる)ものを 選ぶのも一つの方法ですね。だって10年後になってみて・・・結局景気が悪いままで金利の上昇がほとんど無い 可能性だってある訳ですから。 ※変動金利ならば、まだ2%前後のところもあるみたいです!http://www.mizuhobank.co.jp/loan/housing/housing.html 何が正解なのか? その答えは、返済が全て完済してから 他の2パターンで借りた場合のトータル返済額と  実際に自分が返したトータル金額とを比べないと真実って判明しないんです(><) 金融業界の専門家や銀行窓口さんの意見は参考にしながらでいいので、 自分自身でもパソコンで金利状況を検索してみて下さいね!! アドバイスしてくださった方が「予想が外れたから」と言って 損した金額分を支払ってくれる事はないですもんね~~^^; 予想が外れた理由「日本経済の云々話や、国会決議がどうこう」なんて言い訳・・・・聞きたくないですし!笑 住宅ローンのTVコマーシャルや、銀行窓口のパンフレットに加えて、下記の情報もクリックして調べてみて下さいね    ↓ 業界最低金利とうたってます。(全期間固定) http://mortgage.gemoney.jp/jp/flat35/flat35_top.html?gemid1=001_ppc_Overture_f_002 口コミ ベスト5! なんてサイトもあるんですね~~ いつも使っている銀行・信金さんと交渉の時の為に 実際に利用した方の感想も参考にしておくといいかもしれません。 http://loan.1192.tv/kuchikomi.html 住宅ローンについてはまだいろいろお話したい事がありますので 近いうちに掲載しますね! ・金利には元利均等払いや元金均等払いがある事。 ・銀行のローンと住宅支援機構(旧 住宅金融公庫)の違い。 ・金利だけでなく、保証料・団信保険・火災保険・事務手数料の条件も比べよう   などなどです。 注:参考に載せました金融機関さんの情報は、毎月内容が更新されますので  ブログで述べた条件とは、内容は常に変わっていきますので注意して下さいm(_ _)m

2008年03月20日

■豆知識ー16■ 地盤調査

6月18日の地盤調査ではスウェーデン式サウンディング試験、
6月25日にはボーリング標準貫入試験を行いました。
その他レーリー波探査法など、建物に応じた調査方法があります。

通常、「木造住宅」の場合はスウェーデン式サウンディング試験です。
一昔前の手動(重りを乗せて手で回す)ですと、「たまたま大きめの石に当たると数値に誤差が出る?」
なんて不安な話も聞いた事があるのですが
現在では油圧シリンダーによるスクリューポイントの貫入ですから、信頼性が高くなりました。

鉄骨造の場合はボーリング貫入試験を行います。
なぜ調査方法が変わるのか?という事ですが
木造住宅の場合は99%ベタ基礎(建物の下を総掘りしてその部分に基礎)ですから
建物の荷重をほぼ均等に地盤へと伝える構造になっています。

鉄骨の建物の場合は、柱の本数が約6~8本だけの構造になりますから、基本的には独立基礎
(各柱の下に荷重を受けるベースを造り、地中梁で繋げる)となります。

そうなりますと地盤に均等に荷重をかけるのではなく、柱の下のベースコンクリートの下の地盤に集中して荷重がかかる事になります。
ですから地耐力の数値だけでなく、土質サンプルまで入手して
場合によっては液状化を調べる試験に廻す必要もでてきます。

最後にレーリー波探査試験ですが
これは起振機と呼ばれる装置で地盤に微小な振動を与えて
その反響の伝わる速度を受信する方法です。
まだ古い建物が残っている状態の場合、調査機械を搬入できない時には
この調査方法のように、少しのだけ地面があれば調査ができる利点があります。
当然穴も空けないし、騒音も出ません。 また、地盤改良をしたその後の確認検査などにも有効です。

写真1:スウェーデン式サウンディング試験
写真2:ボーリング貫入試験
写真3:レーリー波探査試験

下記HPは建築システムがいつも依頼している地盤調査会社です。詳しくはこちらを参照願います。
  ↓
http://www.hokoku-eng.jp/gyoumu_doshitsu_jibanchousa.html#sweden

2008年03月10日

■豆知識ー14■東海地震の話が出たので

過去700年程前からの東海地震年表を見てみましょうか?

東海地震の年表(Wikipedia地震年表より)
元弘地震(1331年12/15) M7.0伊の国、千里浜が隆起して陸地となったとされている。
明応地震(1498年9/20) M8.2津波が紀伊、駿河湾を襲う死者3~4万人。浜名湖が海とつながる。
慶長地震(1605年2/3) M7.9津波が太平洋岸を襲い紀伊西岸で死者1万~2万人。被害のほとんどは津波による。
宝永地震(1707年10/28) M8.7被害は東海道,伊勢湾,紀伊半島で最もひどく、津波も発生 死者2万人、潰家6万、流失家2万。この49日後に富士山の宝永大噴火が起こった。
安政地震(1854年12/23) M8.4被害は関東から近畿に及ぶ、津波が房総から土佐までの沿岸を襲う、死者3千人。特に伊豆の被害が大。

東海地震の周期は1331年以降、『167年後→107年後→102年後→147年後』
この年表だと「100年~150年に一度の周期で東海大地震が起きている」とされています。
前回の1854年安政地震から今日まで154年も過ぎている事も一つの要因のようです。

その他、政府の地震調査委員会より「ここ30年以内に86.8%の確率でくる!」こんな予測も今年4月に発表されているのです…
http://www.shizushin.com/news/feature/jishin/news/20080425000000000044.htm

専門家の間ではいろんな説が飛び出していまして~~!!
実は・・・・・・
東南海地震(1944年12/7) M7.9静岡・愛知・三重などで合わせて死者・行方不明者2,306人、津波あり。紀伊半島東岸で30~40cm地盤が沈下した。
この地震について意見が別れているみたいなんです。
東南海地震の際には「駿河トラフ」は動かなかったと言う説が強くてカウントされていない前提で「154年間起きていない!」なのです。

ところが1944年の東南海地震が東海地震としてカウント(駿河トラフのプレートの地殻変動があった)するならば
安政地震から90年後で一度来ていた事になり、それから今日までは「まだ65年しか経っていない!!」とする意見もあるのです。
だから次の東海地震は「まだ40年以上も先の話だよ」なんて事も・・・・・??

私の意見としてはーーーー
来ないに越した事はないのですが・・・防災意識を高めるためにも「東海地震は近いうちに来る!!」と言う事で
備えは万全にしていくべきだと思っています。「備えあれば憂い無し」にしておきましょうね。

でも700年の間に28代の御先祖様が(100年で4代の歴史で算定)天変地異をかいくぐって 
生き抜いて来てくれたから・・・今の自分はココにいるんだ♪と思いませんでしたか? え~~っ!!思って下さい。
そしてこれからも頑張りましょう♪

それにしても・・・1331年の元弘地震の文献に「マグニチュード(M)」を計測していたなんて驚きました。

2008年03月05日

■豆知識ー13■ 地震予知って・・・

先月、中国四川省で死者7万人を超えるような大地震がありました。
一昨日は岩手.宮城内陸部で震度6強の地震があり、たくさんの被害が出て
今朝も救出作業の様子がニュースで流れておりました。

私達が暮らしている静岡県では、もう30年以上も前から東海地震が騒がれておりますが・・・・
地震予知の技術は随分進歩しているとは言え、結局のところ「そろそろ来る」「もう来てもおかしくない」程度の情報です。

昨年の10月1日より気象庁から緊急地震速報が発表される事になったのはご存知ですか?

気象庁緊急地震速報 ↓
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/Whats_EEW.html

内容は震源地の揺れを素早くキャッチして 震度5以上の場合はTV、ラジオで緊急発令してくれるシステムです。
とは言っても震源地から自分の居る所まで、揺れが地面を伝わるまでの間ですから
直下型なら警報と同時でしょうし、離れていても15秒~20秒前に発令が確認できる位です(><;); たまたまTV、ラジオで知った場合に、すぐ対処できるか?心配です。皆さんはどうでしょうか? 生死を分ける20秒を・・・イメージトレーニングだけはしておいて下さい!! 家に居たら!?運転中だったら? 勤務先だったら? しかし・・・TVやラジオを付けてなければ情報が入りませんし、寝ていたら何もできないんです・・・ あ~~でも、携帯電話にメールとして受信する事も可能になるらしいです。 詳しくは携帯電話会社さんに問い合わせてみて下さい。 地震対策として家具の固定や防災グッズを常備する事はもちろんですが 阪神大震災の被害に遭われた方の意見の中で、驚くものもいろいろありました。 「枕元にノコギリ、笛、靴を用意して寝るべきだ!!」なんてものまで! ・・・・・・・笑い事じゃ済まされない意見なのかもしれません。 倒壊家屋に閉じ込められて声を出し続ける苦しさを経験したからこそ「笛」なんだと思います。 柱や梁に挟まれて抜け出せない我が子を「ノコギリさえあれば救ってあげられたのに・・・」何もできず時間だけが過ぎ火が襲ってきた・・・ 茶の間のTVがふすまを突き抜けて布団に飛び込んで来たり、ガラスが散乱している中 裸足で救出作業・・・ 死者6400人 負傷者40000人を超えた震災の教訓を私達も真剣に考えてみましょう。