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工事中物件 242 静岡市駿河区下島 2×4・3階建・間口5m

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2016年11月02日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー9 【@】← あっとマークとは読みません!

鉄筋が組み終わりメジャーで最終確認!
設計図通りの太さ、間隔、長さであるか?チェックします。

ここで間違えていると 配筋検査の時に【NG】をくらいますし、
万が一見落としがあったまま コンクリートを流し込んだとしたら……
取り替えしが付かない! なので細心の注意をはらって確認していきます。

「写真1」は @150
【@】を建築ではアットマークとは読みません。
【驚いた時の目、@o@;/】でもありません。

【ピッチ:間隔】と読みます。
設計図では部材の間隔を示す時に書くマークで
@150は 鉄筋を組む時は150mm(15センチ)の間隔で施工するよう示されてます。

「写真2」コーナー部分。
ここは地震で揺れた時に 一番衝撃が集まるところなんです。
段ボール箱で例えるならば、重たい物入れて運んだり 車のトランクに押し込んだり
上に同じ重さの段ボールを重ねたり・・・ 最初に破けるのは角ですよね?

それと同じ考えですから この部分には鉄筋を重ねて強度を高めておきます。

「写真3」人通口といって 立ち上がり基礎を ここで一度切り欠きます。
将来床下の点検の時用に人が通るスペースを作る決まりがあるからです。
ところが、そこだけ基礎が弱くなる事を懸念して 真下に細かく鉄筋補強が必要になります。

2016年11月01日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー8 鉄筋の下端の被り厚を確保せよ!

ベタ基礎の鉄筋組。
「写真1」先に外周部分の立ち上がりを決めてから、次に耐圧盤(基礎の底面部分)

「写真2」所々、上向きに組んであるところは布と言って土台を据える位置。
1階の部屋の間仕切り壁を支える部分に配置していきます。

防湿シートから鉄筋まで6~7cm程浮かせて配筋。
ある程度の間隔でスペーサーという部材を入れる事によって
コンクリートを流し込んだ時に 鉄筋の下までたっぷり流れ込む様に細工をするのです。

鉄筋が防水シートにくっついていたら、コンクリで保護できないと強度がでませんからね~!

2016年10月24日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー7 地盤改良→ベタ基礎

「写真1」先日の柱状改良の先端。
直径が60cm、深さ2mまで 23カ所の施工完了しました。
ここまでの仕事は『地盤改良屋』さん。

今後は『基礎屋』さんが型枠、鉄筋を組みますが
御施主様からしてみるとあまり見分けが付かない様です……
特に女性だと「今日なんか工事やってる!」「やってない」程度しか分からないので
『地盤改良』『基礎屋さん』、どちらも総称して基礎工事と考えて大丈夫です(笑)

「写真3」基礎の外周部分に型枠をセット。
ベタ基礎の底面は真っ平らではありません。
事前に地盤改良した23ポイントに建物の荷重を分散するよう
部分的に深基礎にして、防湿シートで覆いました。

2016年10月14日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー6 直径60センチ、深さ2m トータル23本!

そもそもオーガーのスクリューの先端から……
どうやってセメントミルクが噴き出すのか?

素朴な疑問持たれる方、多いと思います。

「写真1」プラントで固化材と水を練り合わせたら、それをホースに入れて
モーターの圧力でオーガーまで送り込みます。

「写真2」直径60センチ、深さ2m トータル23本! 施工完了です。
改良の表面は全て測量して 決められた高さに揃えていきます。
凸凹だと? 意味がありません@o@;/

ベタ基礎の底面の位置にピッタリ揃えてこそ、耐震性能UPにつながるんです♪

2016年10月14日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー5 土とセメントミルクを攪拌(かくはん)

10m級の鉄柱を積んだ重機が登場!

左側の鉄柱は関係ありません。
仮設用電源のポールです。
オーガーという機械は中央。オペレーターさんが操縦しています。

この鉄柱の先端にスクリューの羽根が4枚付いていて
これでバリバリ軟弱地盤に穴を空けて掘り進みます。

深さ2mに到達すると、スクリューの先端からセメントミルクを噴射させながら
上まで戻り、 それから再度最深部まで戻って攪拌(かくはん)を繰り返します。

まさしく【柱状】にセメントの杭を現場で作る!という工程。

2016年10月14日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー4 乾式? 湿式? 違いは何?

まずは地盤改良。
今回は基礎を造る前に地盤を強くします。

地盤改良の方法はいろいろありますが、大きく分けて2つ。
乾式か? 湿式か?
乾式は【乾】という字を使っているので水やセメントの水分は付かない。
電柱の様な杭を打ち込んだり、あるいは鋼管パイルや 天然木(松の木)を
打ち込んで 硬い地盤まで到達させる工法があります。

今回は湿式。【湿】ですから水分を使います。
表層改良と言って 軟弱な地層面全体を一度掘って そこに水とセメントを
ペーストした固化材を流し込んで 攪拌して固める場合と、

柱状改良と言って、ピンポイント!
柱(筒状)の形状で土とセメントミルクを
流し込む改良方法があります。
今回はこの柱状で施工。
深さ2mの硬い地盤までソイルセメントコラムという固化材
直径は60センチ、全部で23本施工します。

「写真3」固化材が到着!
トラックに積まれているプラントに水を入れて練り合わせます♪

2016年10月09日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー3 村松監督の礼は キッカリ45度

幸い式が始まると、風も止み 小雨になったので濡れないで済みました♪

「写真1」四方払いの儀
建物四角にお塩・お洗米をまいて地の神様に住宅を守っていただいております。

「写真2」苅始め(カリソメ)の儀
鎌で草刈りを行う儀式は私が担当!
この土地に芽生えた草木に、これから建築を行いますのでしばらくの間
刈り取らせていただきますね。という御報告m(_ _)m

お腹が邪魔して……この態勢、キツイ@o@;/

「写真」玉串の奉奠。
祭壇の前で【二礼・二拍手・一礼】ですが
村松監督、礼の角度も45度だし 指先までしっかり伸びてて カッコイイ♪

2016年10月09日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー2 日本古来の伝統『紙垂』がラミネートと融合

予報では午後は晴れ! 午前中は降水確率70%。

1カ月前に予約した時に
この日、神主様は午前10時と12時と午後2時の地鎮祭予定が入っていましたので
早朝8時~しか空きがなかったのです(><;)
誰かに『雨男』というレッテルを貼って 私のせいでは無い事を証明させたい!

御施主様を犯人にする訳にはいかないので……
監督の村松という事でっ!(笑)

写真の様に出席者用テントと、神主様用大型傘を準備しての式典となりました。

「写真3」神主さまの裏技が光っています♪
祭壇の四方に張った縄に『紙垂(しで)』という折った和紙を垂らしますが
雨で濡れて敗れて落ちたら……何とな~~~く 縁起が(><;)

そこでラミネート加工してある物を準備して下さいましたm(_ _;)m

2016年07月26日

駿河区下島 W様邸 新築現場ー1 地盤調査からスタートです。

「写真1」は晴天。「写真2」は雨。
申し訳ございません。お気付きの通り 別の日に撮影したもです。

通常撮影日が違っても……そんなに違和感は出ないのですが
今回だけは【晴天】←→【かっぱ着て作業】バレバレ。

「写真1」は今年4月に「この土地を買おうか?」と
お問合わせ頂いた時の写真で 初めて現地確認を行った日です。

「写真2」本日は土地の売買契約も済み、建物の契約も完了したので
いよいよ実質作業に取り掛かりました。

地盤調査。スウェーデン式サウンディング調査。
パソコンの打ち込みで【ウェー】と【ディン】が一番難しい。
一発で出て来た事はありません(><)

調査は建物の四隅と、中央部分 合計5ポイントを調べています。
地盤地耐力に応じて 基礎の構造設計を行います。