屋根裏ロフトスペース➡屋根のカタチが重要
狭小地で家を建てる時、部屋が窮屈で圧迫感があったり
収納スペースが作りにくいケースが多いですが
屋根裏のデッドスペースを有効に使う作戦があります。

この可愛い子供部屋は清水区相生町のモデルハウスです。
屋根裏の傾斜を利用して大空間を造りました。
外から観た建物
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外観を編集して説明します。
ロフトスペースを確保する為に【片流れ屋根】にしました。
一番高い所で1.4m確保。
もし右のような左右に傾斜を分ける【切妻屋根】だったら
使える高さは70cmしかなので有効な使い方は出来ません。
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子供部屋の上で8帖もあるのでオモチャ遊びの空間としては十分です。
天井高さは1.4mなので小5~6になったら頭当たります!

上に登るのは簡単なハシゴや収納ボックスを兼ねた階段でも良いと思います。
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ロフトを造る広さは建築基準法で決められています。
ロフトがある階の床面積の半分まで!


3階建て住宅でも屋根の傾斜を片方に寄せれば造れます。
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リビングの天井を斜めにして、ロフトを一体化させると・・・
天井が高くなり開放感がグ~ンを広がります♪
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収納庫や子供さんの遊び場、書斎などに利用

2階オフィスの上に休憩室。テレビを観たり昼寝ができます。
2階の床面積は42㎡(25帖)なので半分以下の12帖程造れました。
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このお宅は天窓が2つあって『冬はリビングよりロフトの方が断然温かい!』と言って
休みの日は上で子供さんと一日中ゴロゴロしているそうです
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これは大空間ではなく、各個室にそれぞれのケース。
子供さんも中学くらいになると上で遊ばなくなるので、本や小さい頃の思い出の品などを上げてしまって
その分下を広く使える工夫。

建築システム:蒔田