【不思議】何故ヘンテコな形の土地になっちゃった?
土地情報を見ていると時々【袋小路】や【旗竿地】が売りに出てますね?
どんな理由があってこんなカタチに?

道の奥が行き止まりになっている【袋小路】
車の出し入れが大変!
元々は①~④は1つの大きな土地だったんですよ。
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考えられるのは、昔は大きな土地で一人の地主さんだったんです。
最初は田畑や大きなお屋敷、倉庫、工場だったのかもしれませんね。
ココを売却した時、不動産屋さんが次に売る時住宅地として4区画に分けて販売した可能性が高い。
だから中央に位置指定道路(所有者は4家族が共有)を造り建築許可を取ります。
次に旗と竿のカタチ(L型)をした不思議な土地
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これも元々は手前の土地と一緒になった1区画。
これを分筆して2つに分けています。
理由は相続後に兄弟の2家族が家を建てる為に2区画にしたり。
奥側にじーじの家があって、その手前に息子さんが家を建てる為に分割するケース等。
じーじの家が『既存不適格(違法建築)』にならないよう、道路に2m接続させるカタチにしています。
なので、旗竿地の奥にはこんな家を建ててます。
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両方とも静岡市です。

だったら【旗竿地】じゃなくスッキリ真っ二つに縦に別けたら?
こんな感じに
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幅が狭い土地もたくさんありますね!
狭小住宅の建築システムが得意にしている土地のカタチです♪
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建築システム:蒔田