見出しには【苦労】と書きましたが……本当の事を言うと狭小地建築が専門なのでいつもの事。
他の業者さんが敬遠する場所でのマイホーム造りが得意です。

まずは既存の住宅を解体する事から始まります。

先に内装の天井や内壁、床、キッチンなどは人力で外してトラックで運び出して
最後に重機が内側に向かって崩していきます。

基礎の撤去が終わったら、次の作業は軟弱な地盤にセメントミルクの固化材を注入して地面を固める作業。

オーガーという杭打ちの作業車が・・・・ 道入って来れない?

無事に建築地まで搬入成功♪♪
最初『無理だから帰るっ!』って弱気な発言ありましたが、『解体工事の機械よりも小さいのだから大丈夫だよ!』と激励したらやる気を出してくれました

地盤の補強は【柱状改良】という施工方法。
直径60センチの穴をドリルで空けて、そこに水で練った固化材(セメントミルク)を注入して地盤の地耐力を高めます。

マイホーム新築の基礎工事が始まる前から【解体】や【地盤補強】など大掛かりな作業が続きますので、道路の幅や高低差、地盤調査をしっかり事前に調べる事が重要です。
建築システム:蒔田