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工事中物件 183 静岡市駿河区広野N様邸 鉄骨3階・1階作業所・耐震

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2012年10月17日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー25

鋼材が次々と運び込まれ、敷地に積み上げられています。

「トルシア型 ハイテンションボルト」
「トルシア」とは、「トルク(回転力)」によって「シャー(切断)」するという意味合いです。

写真の様に建物などの構造に使う「ハイテンションボルト」を締め付ける時には、動いたり、緩んだり
することがないように、しっかりと締め付けたいので 機械で強く締め付けることになります。

しかし、締め付ける力(トルク)が強くなればなるほど、圧力でボルト部分は微妙に伸びが生じてしまいます(><)
そして、伸びる限界を超えたトルク圧で締め付けると、ボルトが細くなったりネジ山が潰れてバカ(スカスカ)になります。

これを避けるために、トルク(回転圧力)を1つ1つ計測しながら行うとしたら・・・・そんな事は大変な手間がかかり無理です。

そこで開発された、このトルシアボルトは 締め付けが十分になされた時点で
それ以上ネジに負担を掛けたり、伸びが生じない様に締め付け圧が最高、
最適な状態になると先端部の頭(ボッチ)がねじ切れて
締め付けが自動的に完了した事が分かる細工がなされているんですよ~~!!

2012年10月17日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー24

N様の建築地、隣には母屋があるし 駐車スペースも十分♪
敷地の広さ的には全く問題ない!
ところが・・・道路が狭い(><)
狭小空間の徹底攻略を自負する「建築システム」
搬入経路の狭さを攻略できるのか?
今回のミッションは そこが一番の難関です。

3階建ての1本物の鉄骨を4tトラックに積んでバックで搬入「写真1」
ここまで入って来られたのは、N様と近隣の御協力をいただけたからです。
旋回する時、月決め駐車場の方々に車の移動をお願いしたり
途中、コンクリブロック壁の一部撤去の許可をいただいたり。。。
並々ならぬ努力でした(お施主様が!)
また、近隣の皆様の温かい御協力のおかげで実現いたしました。
本当にありがとうございましたm(_ _;)m

それじゃ、建築システムの技術の粋を結集したわけでは無い?

そうとも・・・言えます(笑)
強いて言うならば、10mの鉄骨、トラックに乗せて運転席を含めると12m!
「大丈夫、入るよ」と言ってくれるドライバーがなかなか現れなくて・・・
引き受けてくれる運送会社さんとドライバー探し。。。これ頑張りました ^o^v

「写真3」記念すべき最初の柱が基礎と連結!

2012年10月15日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー23

鋼材を寸法通り加工できましたので、原寸検査を行いました。
今までは設計図のデーターだけのやり取りでしたが
実際現場で施工する鉄骨の寸法を測量する事を「原寸検査」と言います。

この材料は最終的に錆止め塗料を塗って、現場に搬入します。

「写真3」超音波探傷試験。
表面上では見えない、キズやひび割れがないか?
超音波で溶接カ所や鋼材内部を検査します。

以前遊園地のジェットコースターの落下事故があった時に定期検査の不備が問題になりましたね。
目視だけでは内部の様子が分らないので、この超音波を充てた調査が重要です。

「写真2」の男性。 背格好が私にそっくり@o@;/
でも違うんですよ~~ 鉄工所の社長さん!

2012年10月11日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー22

第二回、色柄の打ち合わせです。
今日は内装の床やドアの色の打ち合わせを行いました。

前回の宿題だった外観の色使いは
3パターンの中からどれにしようか・・・? 検討中でしたが「写真2」に決まりました。

全体的にはアイボリーを基調にしますが
アクセントとして玄関の幅分は3階までズドーンっと濃い目に強調♪
同じ色で2,3階のバルコニーもシックにまとめます。
まさに若い御夫婦が住まう『都市型シンプルデザイン』です。

御両親が住んでらっしゃる隣の母屋は・・・お仕事も農業ですから
思いっきり和風

http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/37532215.html

打ち合わせも2時間ともなると・・・
ゆうと君飽きてきてしまい「まだかかるの?」って目で私を睨んでます。
仮面ライダーに変身してキックが飛んで来る前に終わらせないとね~ @o@;/

2012年10月08日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー18

「写真2」柱脚固定ベースのアンカーにガッチリ鉄筋を絡めてあります。

「写真3」地中梁。大型地震では揺れた時に、建物全体に捩(ね)じれの力が生じますが
柱脚ベース同士を地面の下で連結する事によって構造躯体の変形を制御できるのです。

イメージとしては~~
例えば、砂浜で4本足のイスを置いて座ったら、バランスが悪い。
そこで足4本の下に土台を造ると同時に その土台同士までコンクリートで
連結して一体化させると 俄然安定感も強度も出る。そんな構造です。

2012年10月05日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー21

今日基礎に使ったコンクリート、
出荷時に生コン工場で試験をしています。

一つ目はスランプ試験!

高さが30cm。上の直径が10cm、下の直径は20cmの大型プリン型の容器にを生コンを詰めて
コーンを引き抜いた時に、最初の高さ(30cm)からどのくらい下がる(スランプする)か?
を調べる試験で、スランプが大きい程 柔らかいコンクリートという事になります。
スランプ結果は20.5cmでした。

次に空気量の試験。
固まる為に化学反応に必要な空気量は3%~6%が最適とされています。
結果は4.6%です。

最後「写真3」
筒の中にコンクリを詰めました。このサンプリングの事をテストピースと呼びます。
施工日から7日後と28日後に、それぞれ3本ずつ圧縮してどの程度の強度があるかを試験します。
28日後に圧縮試験機にかけた破壊点が、当初の設計強度以上であれば合格です♪

詳しい内容は・・・以前下記に書いてあります。

http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_1/23026082.html

2012年10月05日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー20

基礎コンクリートを流し込み!
流しそうめんの要領で型枠の中に滑り込ませています。
そうめんは竹を縦に割ったものを使いますが、工事現場ではシュートを使います。
シュート【Chute】高所から傾斜を付けて低い方へ滑り込ませる樋状の道具。

サッカーのシュート【Shoot】とは全然関係ないみたい@o@;/

もうひとつ余談ですが・・・
シュートから流れて来たコンクリをかき落とす人の事を
尻鍬(しりぐわ)というらしいです。
尻(終わりの部分)鍬(くわでかき落とす)からでしょうね♪

2012年10月05日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー19

独立基礎&地中梁の鉄筋組みが終わり、型枠セット。
この中にコンクリートを流し込めば 基礎工事も完了となります。
今日は地中梁の上部が水平になるよう型枠の最終調整。

基礎部分を深く掘ったので、周りの土が崩れてこないか?心配でしたが
日曜日の台風にも負けず踏ん張ってくれて助かりましたね♪
ブルーシートにお礼言わないと! ありがとうございましたm(_ _)m

「写真3」基礎の中に筒をセットしました。
これは建物内から出る排水をここから建物の外へ出して下水管に繋げる為。
この空間が強度の弱点にならないように、通常の鉄筋だけでなく
追加で6本の鉄筋を絡めて完璧に補強してあります。

余談ですが・・・
完璧の「(ぺき)」って「(かべ)」と違うって最近知りました。。。
クイズ番組で・・・@o@;/

2012年09月25日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー17

ここ2~3日雨が多いですね~。
掘った所に周りの土が崩れ落ちてこない様、ブルーシートを被せておきました。
やはり大雨が降ると、緩んで崩れますから できる限りの抵抗!(><)

「写真2」黒くてガッチリしたボルトがセットされています。
これは「柱脚固定ベース」。基礎コンクリートの中に埋め込むので先に組んでおきます。

基礎が出来上がったら、ココに鉄骨の柱を建てます。全部で6カ所セット完了です♪

2012年09月24日

静岡市駿河区広野 N様新築現場ー16

先日、柱状改良の地盤補強が完了しましたので いよいよ基礎にとりかかります。

地盤改良は地表面から深さ1.2mまでは一切行っておりません。
何故かと言うと、基礎の底辺が地盤面から1.2mだからです。
建物の重さを支えるのが基礎ですから、基礎の下だけ補強すればOKという事!

今日は「根切り工事(ねぎり」といって、基礎を作る部分の掘削をしています。

「写真2」境界ブロックの基礎が・・・ちょっと接触しているので削り中。
拡大して見ると、後ろからジャンピングキックされている感じですが・・・違います。
たまたまブロック塀から飛び降りようとしているだけで、遠近感の錯覚です。
階段があるところで、手前の人の手のひらの上に立っている写真とかと同じ現象。

「写真3」掘削が終わったら、土留めといって 崩れてこない様に板を立掛けて
鉄製パイプをツッパリ棒にして支えておきます。