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■豆知識-41■二世帯住宅の「定義」ってなんですか?
【二世帯住宅】の定義ってあるのですかね?
一般的には4つのパターンがあって・・・それらが混同されてて表現があいまいなんです。
1、御夫婦と、息子さん達夫婦が一緒に暮らせるのであれば二世帯住宅?
玄関1つ キッチンやお風呂も1つですが
マンガのサザエさん家のように磯野家とフグ田家が同居している家。
2、完全な二世帯住宅
玄関やインターホンから別々にある家!
当然キッチンやお風呂、洗濯などの設備も全部2カ所ずつ完備されて
プライベートが守られている家の事を本当の「二世帯住宅」と呼ぶのかもしれませんね。
玄関は別だけど、煮物のお裾分けは冷めない距離♪
3、だいたい二世帯住宅
玄関は一緒。本当のキッチンは1つだが、2階にもミニキッチンがあるから
朝ご飯とか、休日の昼などは別々に食べる事もある。
お風呂は1つだけど、2階にもシャワールームがあるから 夏などはそれで十分。
完全二世帯じゃ~ないけど「自分達は二世帯住宅だ!」と思っている。
4、今日お伝えしたいのは、税金面で認定される「二世帯住宅」条件の話をしてみますね。
以前豆知識37で、建物を建てたら翌年に不動産所得税がかかります!という事を書きましたが
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_1/20809684.html
その時に軽減措置として「建物の課税評価額から1200万円の控除がある」事を述べました。
実は資産税課の現地調査で「二世帯住宅」という判断をしてもらうと
軽減措置の1200万円が2倍になります♪^^/
その定義は・・・
・玄関が2つある事。
・キッチン、トイレ、浴室(シャワーでも可)も別々に設置されている事。
・それぞれのスペースがお互い行き来できても良いが、普段はカギが付いている区画戸で仕切られている事。
(イメージとしては二戸アパートで、半分を他人に賃貸させる事も可能な構造で建てる)
そうすれば、二戸住宅と同じ事になりますから、メリットは評価額の3%を納める不動産取得税の
軽減措置1200万円×2倍=2400万円になりますので
追加で控除された1200万円分×0.03(3%)=36万円が節税になりますね♪♪
ただ・・・その節税の為だけに、設備を2カ所ずつ付けて、玄関も別々にしようと設計変更したら
「36万円のために300万円も建築費が余計に掛かった!」
なんて事になりかねませんから気をつけてく下さいね!(笑)
あくまでも親世帯、子世帯が共に住み易くなる事を考えて設計をして建てたら
結果的に控除が受けられる「二世帯住宅」に認定された。そんな住まいがベストなんです♪
※各階がエレベーターで繋がっている場合や、玄関は1つだけど中で別々な造りになる
などの場合は個別に御相談お願いいたします。
※各世帯の床面積は50m2以上~240m2以内が控除の対象となります。
※軽減措置1200万円は、個々の世帯の評価額からの控除です。
例えば評価額が900万円の場合は900万円の控除で計算していきます
■豆知識-40■ロフト用ハシゴ
「ロフト(LOFT)」の本来の意味を検索すると・・・
「屋根裏部屋のこと。工場・倉庫などの上階。また、倉庫などを改装したアトリエやスタジオなどのこと。」
と出てきます。
ただ、私達がお客様との打ち合わせの時には
「屋根裏部屋」は最上階の天井の裏に作る部屋。
「ロフト」は天井の高さを高くして二層に床を作った上部のスペース。
そんな使い分け(イメージだけですが…)をしながら商談をしております。
それはそれで良いですよね?。ニュアンスが伝われば特に問題ないと思います! ^^/
「ロフト」って言葉自体、オシャレな工夫って感じがしますしっ(笑)
この「ロフト」への上がり方ですが、3~4帖のスペースのために階段を付けるのは
もったいないし、設置場所もかさばる!という理由で、写真の専用ハシゴが良く売れています♪
収納を主な目的とするのであれば、使う時だけセットして、それ以外の時は壁掛けにできるからです。
「ロフト」のイメージが 子供さんのベット代わりだとか、パソコンルームとするならば・・・
1日に3,4回上り下りする事になりますので、ちょっと大変だし、危険だと思います。
写真のロフトは下の天井高さを2メートルまで抑えて造りました。
歩く場合は圧迫感はあると思いますが、多少上り下りは楽になります。
それにしても下を勉強机!上をベット用!とするとなると
朝、寝ぼけたまま下りるにはちょっと怖いかな~?(笑)
■豆知識-39■都市計画税
毎年の固定資産税、都市計画税は同じ納税通知書で届きます。
都市計画税の税率に関しては0.3%を上限にして各市町村で違いがあるようです。
↓
http://www.recpas.or.jp/jigyo/report_web/h20_shiori/h20_hong024.htm
簡単な目安ですが、
土地30坪、1,500万円で購入、評価額は900万円
建物32坪、1,600万円で購入、評価額は960万円の仮定として・・・
土地900万円÷3(軽減措置により1/3)=300万
300万円の0.3%=9,000円
建物960万円の0.3%=28,800円
合計37,800円!! こんな感じの算定になっています。
そうすると毎月のローン返済とは別に
毎年の固定資産税もちゃんと頭に入れて、計画する事が大事です。
豆知識37での固定資産税例が11万、今の都市計画税が約4万(一般的規模の例)として
年間15万。月にしたら12,500円。
しかも
4年目からは(3階建ては6年目)120㎡分の1/2軽減措置がなくなりますから
年間21万円、月平均17,500円になります。
重たい話が多くてごめんなさい。 でも一緒に頑張りましょう^^;/
※都市計画税は市街地開発事業に要する費用の充てるため 課税地域は用途地域によって異なります。