🏠袋井市上山梨 T様邸 新築現場-11 軒天工事・天井下地工事
屋根の飛び出した部分を【軒:のき】と言い、その天井のところを【軒天】とか【軒天井】といいます。
軒天は今、骨組みがむき出しになっているので、下地をつくっていきたいと思います。
建材がむき出しの部分にケイカル板を貼り、軒天下地をつくります。
正式にはケイ酸カルシウム板で火災で燃えない不燃材。軽いので施工性も良いし、湿気にも強い材質。
万が一 地震で割れて落ちる事があったとしても、ベニヤ板よりも随分軽いので怪我の確率も低いと思います。
ケイカル板(白)を貼り、下地づくりの施工完了♪
そして、軒天と外壁との境目には通気金具(細長い穴が開いた部品)を取付け、壁や屋根の通気性を良くしてあげました。
夏場は屋根や外壁って熱せられて熱くなりますが、その熱気が室内側に流入しないよう、この隙間から外気をとり入れ、屋根の棟から排出する道を作るのです。
家の中では、電気配線ができあがっていました。
天井を這うように伸びているのは電線。
天井裏が見えなくなるまえに照明やスイッチ用の電気配線をあらかじめ仕込んでおきます。
電気配線工事が終わると、天井下地づくり。
天井大工さんがプラスターボードを貼るための受けをつくります。
構造を支えている梁に 吊り木を取り付けてから、それに野縁受け・野縁を等間隔に流します。
野縁を組み、完成した天井下地材がこちら↓。
等間隔に野縁が並んで、きれいに完成です!
こちらは、2階の吹き抜けのあるスキップフロアができる場所。
下には、収納スペースになるように間柱を組んでいます。
空間に仕切りができ、家の中が少しずつ目に見える形になってきました♪
加賀
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