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2020年07月16日

🏠三島市加茂 K様邸 新築現場-15 木工事

ベランダのFRP処理をしています。

下地の上にプライマー処理して、ポリエステル樹脂で層を作りながら
ガラス繊維マットを敷いてサンドイッチ状に浸透させて硬化させます。

 

ガラス繊維マットを敷いた後にポリエステル樹脂で中塗りをしたところです。

天井裏の給排水配管、電気配線、換気扇ダクトがほぼ終わり
いよいよ天井を貼る工事に取り掛かります。

写真では、天井を貼るための下地組みをしています。
床を支える根太に直接打ち付けてしまうと、上の振動や音が
伝わりやすくなったり、地震の揺れが直接影響してしまうので、
吊り金具(防震吊木)をセットして、野縁受けを取り付けます。
水平にする為のアジャスト機能も備わっているので仕上がりもキレイ。

タイベックを貼っています。素材は『高密度ポリエチレン不織布』といわれるもので、『透湿防水』の機能があります。
防護服(原発や伝染病棟)でも使われる湿気や蒸気は外に出せるけど、外側からの水分や菌は侵入しない構造。
これを内側に巻き込んであるという事は、万が一 窓の枠周りや、外壁のコーキングが劣化しても内側のタイベックシートで漏水を防ぐ、二重構造になっているのです。

家の外周部全体をタイベックで覆いました。

水回り設備のある床組の下には、このように配管が設置されています。

排水や温冷水が通る管です。

『音ふうじ』という商品です。何に使っているかというと、・・・

排水管の中を通る水の音が気にならないよう、遮音シートでカバーしたものを天井裏に設置していきます。

よくマンションで上からの排水音がゴボゴボ鳴るのを聞いたことがあると思いますが、それが無くなるという仕組みです。

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