2021年03月19日
🏠裾野市茶畑 S様邸 新築現場-12 ベランダ防水工事
ベランダはFRP防水。
躯体が立ち上がると、極力雨に濡らしたくないので、屋根とベランダは最初に防水で包んでしまいます。
まずは、青い断熱材でベランダの下地を作ります。
上からは合板を貼り、頑丈な下地にします。
ベランダには水捌けの勾配をとり、ドレンにスムーズに流れる溝を作りました。
下地の上からは、ガラスマットを一枚一枚丁寧に貼っていきます。
一般的なプラスチックは強度が弱く割れやすい。
そこでガラス繊維(グラスファイバー)を敷き詰め、そこに樹脂を流し込んで荷重や地震の揺れにも耐えうる弾性を持たせるように施工します。
自動車のバンパーやユニットバス浴槽などでも使われる素材で、正式には【 繊維強化プラスチック 】と呼ばれています。
このガラス繊維の上から樹脂を浸み込ませるように塗り込むと、硬化してプラスチック樹脂が形造られます。
最初は柔らかそうな綿に見えましたが、樹脂を流し込むと強度と防水性能が高い素材に変身するんです。
このあと、仕上げ塗装をして完成となります。
加賀
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