2021年03月22日
🏠浜松市中区海老塚町 S様邸 新築現場-12 外壁工事
デュポンのタイベックハウスラップで、家の外壁部分を覆います。
万一外壁の内側に水がまわっても、シャットアウトする防水紙。
ただの紙ではなくて透湿性能もあります。
もし、ビニールシートを使って防水してしまったら、部屋内の湿気や水分がどこからも排出できなくなるので、夏場は室内はエアコンで涼しく、外は35℃の猛暑だったら、そのビニールの内側で結露を起こしてビショビショになります。
それで木材を腐らしたり、結露でカビが発生して、健康被害と建物の老朽化がすすんでしまうのです。
タイベックシートを貼ったあとは、『横胴縁』を取付け。
そして、外壁材を横胴縁を45cm間隔にして金具で締め付けたあと、胴縁の上から外壁材を縦方向に貼っていきます。
外壁からは換気扇のダクトやフードが付くので、その大きさに合わせて穴を空けて、防水部材を取付けました。
これで接合部からの雨漏りや水漏れを防ぎます。
外壁材1枚は長さ3mで幅45cmで、けっこうな重さがあります。
外壁材には色々な種類がありますが、今回採用したのは窯業系サイディングと呼ばれている、セメントや粘土、繊維質などを混ぜて窯で熱処理した板状の製品。
現場で職人さんが塗ち付けるモルタルと比べ、工期短縮・ヒビ割れがおきにくい、
水も吸わない・表面強度も高く・色や柄の表面塗装処理もされていて、仕上がりも均一性とれた商品です。
こちらの【エクセレージ・親水15】シリーズは、雨で汚れを流れ落としてくれる特殊コーティング仕様で耐久性もある丈夫な外壁材。うちの標準仕様になっています。
しかも隣地との隙間が狭く、足場の鉄管だらけで、材料運び&取り付けが困難な状況ですが、そこんところは『隙間職人』のプライドをかけて工事しています。
加賀
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