2017年07月31日
街中11坪の狭小敷地にテナントビル!重量鉄骨で建てた8坪の店舗併用住宅 201
201 静岡市駿河区南町
駅まで歩いて2分の最高の立地条件。1階はテナント貸しで収入住宅。
防火指定の材料や準耐火構造など一般住宅とは違う仕様であるうえに、
狭小地というともあり、左隣のお宅と10cmしか離れていないので
街中特有のペンシル工法を採用。
淡いグレー系の外壁に両サイドだけアクセントで濃くする事で外観を
引き締める効果を演出した。
工事中の様子はコチラ
屋上には水道とガスも完備し、バーベキューなどができる様にプラスアルファの提案も盛り込んだ。
駅の南口のこの場所は、ビル群に囲まれてはいても、真上を見上げた青空はどこまでも自分の物だ。
1階の玄関を入るとすぐに階段。
ホールと階段が狭くならない様シューズBOXは厚さ16cmで
扉を手前に開く差し込みタイプを提案した。
ロフトつきLDK。ロフトは高さは1.4mなので立って歩く事はできませんが、
子どもさんの基地的遊び場にしたり、大人のベットルームと使用すれば、
下のLDKがより広く有効に使えることとなる。
ロフトの広さは約7帖確保できた。収納力も抜群である。
部屋の窓は大開口。街中のビル群に囲まれているので、
少しでも明るさと開放感を得る工夫を施した。
着工前に模型が完成。狭小の匠が土地3.6mの幅の中で3.3mの建築に挑戦。
鉄骨フレームで組む事で大開口設置や天井高さ4mも実現でき、
狭小地を最大限に攻略した。