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静岡市葵区柳町 Y様邸新築現場ー1
模型が完成しました♪
2月の着工に向け、いよいよ屋根や外壁などの打ち合わせです!
今回は私が生まれ育ったプロヴァンス地方をイメージした建物です。
『プロヴァンス』
↓
フランス南東部の町。ローヌ川下流からアルプス山脈に至る地域で歴史漂う街並みで
この辺りの山間部では羊の飼育が盛んですし 地中海の温暖な気候によってブドウや
オリーブなどが栽培されてます。
海岸の方はコート・ダジュールを中心に観光地としても有名ですよね♪
えぇぇ~? 私がフランス育ちなわけがない??@o@;/
その通りです。嘘ついてごめんなさい m(_ _;)m
「写真1」で分かるように、両サイドには大きな建物が隣接しておりますので
狭小住宅の匠、建築システムが工事する事になりました。
街並みは建物がひしめき合う隣接地ですが、この空間だけ南欧の香り漂う優しいオアシスになりますよ♪
■豆知識-345■ カザスカードを紛失した場合って……どうなる?
時々コマーシャルでもやってる、トステムの玄関ドア!
「カザス」カードをかざしてボタンを押すと解錠します。
財布から取り出すのが面倒な方は携帯ストラップ型もありますよ♪
ただ……家族の誰かが紛失したら、カードは全部取り替えになるの?素朴な疑問。。。
そんな事はありません。
「写真3」のようにドアの横っちょにある小さな穴にピンを差し込んで
30秒以内に家にある全部のカードをドアにかざすと、解錠信号登録がリセットされて、新たに登録し直しができます。簡単です♪
これで、落としたり盗まれたカードは悪用されません!
銀行カードや免許証を紛失した時のようなわずらわしさはありません♪
■豆知識-344■ ダイヤモンドカッターって……
建築工事でコンクリートや、タイル、レンガ 外壁材料等を切る時には
『ダイヤモンドカッター』で切りますが、初めて聞くお客さんからしてみると……
「ダイヤモンドでも切っちゃうカッターなんですか?」
「カッターにダイヤモンドが散りばめてあるんですか?」って質問されます。
違います。ダイヤモンドが散りばめられた工具だったら、すぐ盗まれちゃいますって(><)
「写真1,2」のグラインダーという切断する工具に取り付けてある
「写真3」の円盤型の刃をダイヤモンドカッターと言います。
工業用に開発した人工ダイヤの粉が練り込まれていたり、メッキのように電着されてます。
価格も1枚3000円くらい。高い物だと1万円超もありますが
切る物や、寿命によって使い分けるんです。
ホームセンターで980円ってのも見た事あります@o@;/
静岡市駿河区中田 K様新築現場ー7
既存の2階建て住宅の解体。
今日には上屋は完全に撤去できそうで、明日は基礎の掘り起し!
フレームが一部鉄骨で組まれているので手間取っているようですが
幸い土地の幅が7mあるので、こんなに大きな重機を送り込む事ができました。
幅が4~5mしかない場合だと・・・
崩した廃材を掴んだら、後ろのトラック側に振り向く事ができないんです(><)
アームを高く上げて振り向くと、掴んだ廃材がもし落下したら運転手直撃で危険だし。。。
その時は小型のパワーショベルを選択します。
×アフターメンテm(_ _)m57× ウッドデッキの上のダウンライト・・・
1階のおばあちゃんの部屋の外にウッドデッキがありまして
そこを照らす 埋め込み型ダウンライト!
昨年9月の台風15号の際「カバーが吹き飛んでしまった!」との連絡あり「写真1と2」
電球などは大丈夫でしたが・・・飛ばされた部品を捜索!
内側を覆うキャップは、住宅の東側の畑に落ちていましたが、
透明な丸いプラスチックカバーがどうしても見当たらない(><)
薄くて軽くて小さいので、相当遠くまで飛ばされてしまったようです。
新品調達→取り付け完了♪
ライト本体はビスでしっかり固定されていますが、カバーは球の交換が簡単なように
中の針金型フックが突っ張って止まってる構造。
静岡を直撃したあの台風
瞬間最大風速50メートルを超えたともいわれた大型でしたから
風圧で押し上げられてフックが外れたんだと思いますm(_ _;)m
静岡市駿河区中田 K様新築現場ー6
解体工事がスタート! 室内は引っ越しが完了して、荷物は残っていない状態です。
今日は建物の周りに鉄管で足場を組んで、シートで覆う作業。
建物と境界ブロックとの隙間は、人が横向きで通るのがやっとですから
これだけ長い足場鉄管を所定の位置まで運ぶのも一苦労です。
えっ?
私だったら?
大丈夫! 敷地測る時に通れましたから♪
ただ、奥まで行けたけど・・・メジャーを地面に当てたくても屈めなくて
側転体操の格好でアクロバティックな測り方になりました。。。(><)
■豆知識-343■ 玄関ドアに正月飾り
お正月飾りはいつ飾るのが良いか?よく話題に上がりますね。
28日か30日が良いらしいです。
(29は【9→苦】を連想、31日だと葬儀の一夜飾りを連想させるのでNG)
外すのは地域によって違いますが7日が一般的(小正月の15日の地域もあるみたい)
どこに飾るのが良いか?
「門松」は神様が空から降りてくるための目標にしていただくので門の左右。
「しめ飾り」は玄関ドアにつけて清浄な場所である事を示すんだそうですよ。
今年最初の『豆知識』は、しめ飾りの意味についてではありません!
新築したばかりのお宅で、初めての正月が近付くと……施主様に
「玄関ドアに正月飾りを掛ける所がないけど、皆さんはどうしてます?」
こんな質問がちょくちょくあるんです。
「写真1」玄関ドアの形状によってですが、紐を通せたり、フックが掛る桟があればそこに!
何も無い場合は……ホームセンターで粘着式のフックを買ってきて貼って下さい。「写真2」
ドアノブやポストにぶら下げるのは……あんまり良い飾り方ではないみたいなので。
それだったら早めに連絡下さい! 職人を手配します。かなり重いので軒か外壁にがっちりしたフックを取り付けます!
我が家はかろうじて……ぼっちがあるので引っ掛けてます
■豆知識-342■ どうなる?消費税!
民主党は29日、税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会の合同総会を開き、
最大の懸案である消費増税を協議した。
総会では野田佳彦首相が、反対派に配慮して税率の引き上げ時期をこれまでの案より半年先送りし、2014年4月に8%、15年10月に10%とする修正案を提示、了承された。
政府は税制調査会を30日に開き、この民主党案を基に政府・与党の一体改革素案づくりを進める見通し【読売新聞】
私達の仕事は1棟何千万円もする 家造りなわけで……
建築主さんは、これまでの5%でも100万円前後の負担を強いられていたのに
今度は8%、その後は10%!ますます夢のマイホームが遠退いてしまうお宅も出てきてしまう。
10%の時代になったら1500万円の家を建てる場合、その他に古い家の解体費や 完成後のエアコンやカーテン、あと外構工事や家具、家電も揃えるので……全部で2000万円だとしたら、消費税合わせて2200万円(><)
逆の発想で、総予算が2000万円だとしたら1820万円+消費税180万円。計画を縮小せざるをえない。
それだったら「5%のうちに建ててしまおう!」と駆け込み需要が増える。
ところが、間際の駆け込みは……心配の種が幾つかあります。
1、工事が重なり過ぎると施工班の手配が追い付かなくなる。
いつもの信頼できるスタッフ以外の外注(応援で頼む職人さん)とのコミュニケーション。
2、管理体制について、通常の何倍もの着工数の場合 一軒一軒の御要望やこだわりの対応に不手際は起こらないか?
3、現在東北の復興で各建築資材や工事職が流れ始めてるので材料不足や人手不足から起きる価格上昇。
これらは、あくまでも懸念ですから 全く問題なく乗り越えられるかもしれませんが
どちらにしても急な駆け込みはやめて、早いうちから住宅ローン審査・間取りや生活スタイル・総予算と返済額の調整を進めて、余裕のあるマイホーム計画が必要です。
電車も駆け込み乗車すると、カバンが扉に挟まれたり、ヒールで思いっきり足踏まれたり。。。
思わぬ災難に巻き込まれやすいものですからね(><)
写真:野田総理と安住財務大臣
■豆知識-341■ 日本の伝統「畳」がカジュアルスタイル?
今月、鳥坂のWさん宅をお引き渡ししましたが、その日に撮っておいた写真です。
普通の畳と違うのが分りますか?
ヘリが無い?正方形?そこんところ、今日のテーマではありません。
これは最近では随分当たり前になってきています。オシャレな部屋になりますから!
実は……畳の色と織り方です。
「写真3」が一般的な、井草の色と織り方。
今回は井草は使っておりません!和紙を特殊な加工して織り込んで作った畳です。
ですから色も朱色、黄色、白や茶など自由自在なんです。
「写真2」は銀鼠色(清流11番)→ http://www.tatamilife.com/seihin/tatamiomote.html
織目も従来の単純な縦目ではなくて、互い違いに細かく織り込んだデザイン畳です。
畳は日本古来から伝わる住まいの伝統ですが……
日本人は伝統を重んじながらも、どんどん進化させて「カジュアル化」させるのが得意なんですよね♪
×アフターメンテm(_ _)m56× 屋根材が剥がれ落ちている(><;)
建築システムが施工したY邸です。
平成7年でしたから・・・16年経過したお宅です。
屋根材の素材は「アスファルトルーフィング」で、海外から輸入して設置しました。
どんな材料か? と言いますと・・・
グラスファイバー(ガラス繊維)下地シートに、アスファルトを塗り込んで
その上に仕上げとして石の細かい粉末でコーティングした商品。
当時は輸入材料が人気があって、安価で 見た目も豪華だったのですが
やはり年月が経つと、硬化して剥がれ始めてしまうようですね。
今回落下したのは・・・今年9月の台風15号!
浜松に上陸して、最大風速50mの巨大台風でした@o@;/
お施主様が加入していた火災保険は台風被害も保証してくれるタイプで良かったー!
「写真2」は落下したアスファルトルーフィング。薄くて軽い材料です。
「写真3」は修理のために足場を組み始めた時。
まずは剥がれ落ちた屋根部分に、防水シートを貼り付けて補強。
あと、浮き上がったり 割れ始めている所は接着剤を充填してしっかりと貼り付ける。
今回は屋根を剥がすのではなく、補修した後 その上から新しい屋根材を葺いて仕上げます。
これは屋根カバー工法(重ね葺き)といい、費用も安く 二重貼りなので断熱性能も高まる。
古い屋根の撤去、処分がなければ工期も短縮できますね。
元々の屋根材が重くてゴツイ瓦だと重ね葺きはできません。
「写真5」ガルバリウム鋼板が現場に到着。 軽くて 雨に強い素材です。
芯は鉄板ですが、表面にアルミニウムと亜鉛の合金めっきが施された製品で
最近では外壁材としてもかなり使われている素材です。
Wikipedia
↓
日本国内ではガルバと略称されることも多い。日本工業規格(JIS)では、
JIS G3321 (溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板)で規定されている。
地震が騒がれている静岡ですから、軽くてさびない鋼板は耐震性能的には有利な素材です。
いよいよ施工開始!
ルーフィングの補修カ所がしっかり乾いたのを確認してガルバ貼りスタートです。
御存知だとは思いますが、屋根は下から貼り始めます。
上から貼ったらダメです。だって水は高いとこから下へ流れるので、絶対に雨漏りします。
ですから下から上に向かって施工!!
もし、どっかで上から下に向かって貼っている職人さんがいたら 大声で「下から貼れ~!」
と怒鳴って下さい。 そんな現場は絶対ないですけど。。。。(笑)
材料一枚一枚には雨の進入を防ぐ「折り返し」加工がしてあるので
次に貼る、上の材料は「折り返し」を上から巻き込む様に 被せて貼り上げます。
横殴りの暴風雨の場合、雨は下から上に吹き上げてきますが、
「折り返し」が機能するので漏れません。
「写真9」トップライト(天窓)
これはもともと付いていた窓です。
トップライト周りは最も慎重に施工します。
先に板金で水切りを回してから屋根を被せています。