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●狭小マイホームレシピ-42● プリーツスクリーン
スリットの縦滑り出し窓の場合は、幅が狭いのでカーテンよりも
ブラインドやロールスクリーンの方が馴染みます。
この部屋は寝室なので・・・ブラインドだと事務所風になってしまうし
ロールスクリーンは、開けるか?閉めるか?のどちらかになってしまうので
レース代わりの(光は通して視線は遮る)薄っすら透明なシーンも作れるプリーツスクリーンを選びました。
写真ではブラインドに見えるかもしれませんが、実は和紙の様な質感の素材です。
「完全に閉じる!」と「レースの様に明るさ確保!」それに加えて「中間(写真3」が可能になります。
上からの太陽光は取り込みながら、外からの視線はシャットアウトしたい時には
ヒモの上げ下げの調整で自由にバランスを決められるところが特徴です。
朝の光が苦手な方は、生地の選びの時に遮光性の高い素材を選ぶ事が重要ですから気をつけてください!!
http://www.toso.co.jp/ebook2008/contents/pleats/flash/F_viewer_standard.htm
●狭小マイホームレシピ-41●スリット・滑り出し窓
写真2の右側の窓は、レシピ40でご紹介したプラマードⅢの9連層サッシの外観です。
その左側の縦長スリット窓で、開き方は 縦滑り出しになります。
こちらも高さ1.6mのものを、ほぼ天井いっぱいの高さに設置してあります。
建物のデザインを考えたら、窓の位置はとても重要で
個々の高さや配置がバラバラになるよりも外から見上げた時に
何らかの統一性やバランス、窓数を考慮しながら間取りを作る事が大切です。
サッシの色はメーカーによって多少違ってきますが
通常「ホワイト」「ブラック」「シルバー系」「ブロンズ」「ブラウン系」の
5種類くらいのラインナップがありますから、外壁や屋根の色を決める時に
一番似合うカラーを一緒に探していきましょう♪
スリット窓
↓
http://www.ykkap.co.jp/products/window/winstar/lineup/04.asp
●狭小マイホームレシピ-40● プラマードⅢ
写真1のサッシカタログを見て・・・
子供部屋の窓は、床から天井まで全部ガラスにすれば
明るいし、開放感も増すと思ったのですが・・・
実際は3階の足元がガラスだと「恐怖心が先に出る」と子供に却下されました。
最終的には写真2の連層サッシになりました。
床から80センチは壁にして、その上に1.6m×1.6mの天井まで窓です。
これでも随分明るさが取れますし、開くのは上から2段目の窓3枚だけですから落下の心配もありません。
プラマードⅢ
↓
http://www.ykkap.co.jp/products/window/plamado_3/livingwindow/index.asp
カーテンはローマンシェードの上げ下げと、普通のレースカーテンの組み合わせとしました。
ローマンシェード
↓
http://www.toso.co.jp/ebook2007/contents/rs0710/flash/F_viewer_standard.htm
■豆知識ー88■ 階段のカタチ
図1 「 L 」型
図2 「 コ 」型
図3 「 I 」型
どの階段が一番良いか? これには答えはないです。
プラン作りをする上で、1番最初に考える事は階段ではないからです。
家は100件あったら100通りの間取り! 同じ間取りは存在しません。
階段だって、その家のプランに応じて 一番使い易い場所に使い良い「カタチ」考えています。
ただ図3の直線となる階段「 I 型」は極力作らないようにしています。
家の中でのケガの第1位は階段! お年寄りや子供さんが御一緒だったらなおさら配慮したいです。
万が一転倒して 転げ落ちた時に、直線ですと一気に一番下まで落下して危険です。
できれば1~2回、90度に曲げる事ができれば、ケガも最小限に防げると思います。
■豆知識ー87■ 螺旋(らせん)階段
ショールームや住宅雑誌などでよく見掛ける「螺旋階段」!
リビングが断然オシャレになりますし・・・高級感もありますよね~♪
最近は「我が家は螺旋階段を希望しています♪♪」とおっしゃるお客様も多いです!
確かに、見た目のデザインや開放感は抜群ですから私達会社としてもぜひ設置したいんです!!
ところが・・・・・・断念する方が多いのも事実(><)
理由としては・・・
通常の階段よりも費用面で高くなる事や、リビングを貫く設置はエアコンの効きが悪くなる。
だからと言って階段室を仕切ったらせっかくのデザイン階段が隠れてしまう。
階段下の収納は作れなくなるし、踏み面も狭くて子供さんには危険。
大きな荷物の上げ下ろしも大変だし・・・
それなのに平面図的に普通の階段とそれほどスペース的にも変わらない。(図参照)
デザインをとるか? 実用性を重視か? 悩むところなんですよ!
●狭小マイホームレシピ-39●この隙間を収納に!
収納力が皆さんに分かるように、中にあった「モノ」を全部出して・・・写真を撮りました。
すごく面倒でした(><;)
中の高さは30センチしかありませんから、人は入れません!
開口部に顔を突っ込んで手が届く範囲だけに置くようにしてあります。
しまう物はガラクタのみです。(盗まれても諦めのつく品オンリー!)
5年、10年使っていないけれども・・・捨てるのはもったいない! という品だけ。
バケツ、水槽、ハムスター飼育器、ペンキや塗る道具、ラケット、寝袋、登山靴、プランター
海水浴セット、折りたたみイス、バレーボール、IHでは使えない鍋….でもキャンプで使うかも?(笑)
今から元の位置にしまいます・・・・ ┐(‘~`;)┌
●狭小マイホームレシピ-38●駐車場の天井
駐車場の天井の写真なのですが・・・
写真1は工事途中の鉄骨剥き出しの状態です。
ショッピングセンターの立体駐車場など、骨組みが見えたままで
サビ止めと色づけのペンキで仕上げる形が多いです。
今回我が家は、この天井に断熱材を吹き付けて 更に化粧ボードで仕上げました。
駐車スペースの天井高さはその分(鉄骨H鋼材の厚み分)は低くなってしまいましたが
60センチの点検用のハッチを取り付けて収納を作って見ました!(写真2)
写真3は、中の様子です。
脚立で上がって、顔を突っ込んで撮影しました。
■豆知識ー86■ 国会で通ればの話・・・
新聞記事
↓
太陽光発電設備の普及を促すため、家庭などで発電したのに使い切れなかった電気を
1キロワット時当たり約50円で電力会社に買い取らせる制度が、10年度にも導入される。
今国会で法整備を目指す方針を経済産業省が24日発表した。
電力会社は現在、家庭の余剰電力を1キロワット時23~25円程度で自主的に買い取っている。
新制度は価格を2倍に引き上げた上で10年程度、電力会社に買い取りを義務づける。
朝日新聞
要するに・・・
地球に優しいソーラー発電を一般家庭で、もっと普及させるために
各家庭で発電した電気を、電力会社が今の約25円→50円位(1kw/hあたり)に値上げして買い取りなさい!
という法案だ♪♪
もしこれが実現すると・・・・
我が家の電気代はどうなるか??
勝手に「取らぬタヌキの皮算用」をしてみます。
●昨年1年間の買った電気、売った電気
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_makita/21405619.html
1年間買った電気105,765円 売った電気67,006円 年間マイナス38,759円
月々の平均光熱費支払い 3,229円 (結果ゼロにはなりませんでした。)
●もしも・・・売電価格が2倍になったら!
↓
1年間買った電気105,765円 売った電気134,012円 年間プラス28,247円
払っていた電気代がなくなり、更に毎月2300円程の振込みがある! ^^/
この法案が可決されたら、経済産業省さんに足を向けて寝られなくなりますよ~~♪
って事は、東京方面じゃなくて 大阪方面に足を向けて寝れば良い?(笑)
■豆知識ー85■「空き寸法」と「かぶり厚」
昨日、基礎の中の鉄筋は・・・
「太くて頑丈な鉄筋をたくさん入れさえすれば強くなる訳ではない」
「一歩間違えると大変な欠陥が生じる」と書きました。
これには「空き寸法」と「かぶり厚」が関係してきます。
●鉄筋の空き寸法
鉄筋相互の間隔(空き寸法)が狭すぎるとコンクリートがスムーズに流れません。
鉄筋の隙間に骨材が詰ると、そこに空洞ができてしまうという事です。
ですから鉄筋相互の最低空き寸法を確保する事も重要で
決められた基礎幅に、ただ闇雲に太い鉄筋を数多く入れて逆効果になる事も!!
図1のように鉄筋の太さや骨材の寸法によって決められています。
1、コンクリートに入る粗骨材の最大寸法の1.25倍。
2、異形鉄筋の径(呼び名の数値)の1.5倍。
3、25mm。
※粗骨材とは、セメントに混入する砂利・砕石を言い粗骨材の最大寸法は20mmが一般に使用されています。
●鉄筋のかぶり厚
基礎は雨が降れば水が染み込んでいくものです!
ですから鉄筋は、コンクリートの表面から何センチか奥にセットするか?(かぶり厚)重要です(図2)
1、基礎底版下は捨てコンクリートを除いて6センチ以上!
2、立ち上がり(布基礎)の外側部分は4センチ以上
3、土、雨に接しない部分は3センチ以上のかぶり厚さが必要です。
※基礎 及び擁壁で直接土に接する部分のかぶり厚さには、捨コンクリートの厚みは含みません。
また、杭基礎を行なう場合は杭の天端からの寸法がかぶり厚さとなります。
鉄筋同士が近すぎてもダメ!かぶり厚が薄いと、そこはコンクリート自体割れ、剥がれ易くて危険です。
写真でお分かりですか?
底面から6センチ浮かせて鉄筋を組んでいます。
6センチ角の四角いコンクリートを挟み込んで地面から離すのです^^/
■豆知識ー84■ ウォールライン♪
豆知識82、83と外観アクセントが続きましたので・・・もうひとつ行きます!
「ウォールライン」って言うと聞こえが良いですが、「壁・線」を英語にしただけ(><)
写真1は、壁の色を1階と2階別けてありますが・・・その境に白い幕板が流れていますね。
これがウォールラインです!
写真2では窓周りや妻側の△部分にアクセントとして細かく入れてあります。
シンプルisベスト派のお客様の場合は付けませんが
外壁がのっぺりし過ぎていて、もっとデザインにこだわり「存在感をアピール派」でしたら
設計図がある程度進んで、東西南北の立面図が出来てきたところで
バランス良く入れてみますから、依頼してみて下さいね♪♪
色は4色ありますし、太さも選べるんですよ!
ストライプ状に溝が入っているタイプや ない物 いろいろあります。