2021年04月26日
🎊掛川市十九首 S様邸 上棟🎉
ただ今、朝8時。
S様邸の上棟が始まります!
まずは柱を建て、梁を組み立てる工程から。
梁を柱に差し込む時は、もちろん上から下に向かって打ち込みたいのですが・・・、
『人は下に居ながらにして、上から打ち込む!』
そんな画期的な道具があるんです。
【逆さ掛け矢:さかさかけや】
もしかしたら法隆寺の建築された飛鳥時代から、ずーーーっと変わっていないのかもしれません。
梁が傷ついたりへこまない様、ちゃんと間に板を噛ませて打ち込んでいます。
こちらが通常の掛け矢。
違いがお分かりでしょうか♪
1階の天井には、三角形を形作っている梁・・・火打梁(ひうちばり)を接合しました。
柱で言う所の『筋交い』に似た役割で、大きく地震で揺れたとき、変形を防ぐ為の補強材料です。
大工の沢山さん。
今日の気合いは十分♪
みんなでコミュニケーションを取って、チームワークよく進めます!
小屋裏には、前の家の棟木を取り付けました。
解体したとき、この日のために大切にとっておいたもので、長さは2mぐらいあります。
棟木とは家の一番高いところにある骨組みで、とても神聖なもの。
この土地と家を守っていくという気持ちを込めて、新しい家の一番高い場所に供えました。
夕方には屋根の防水工事まで進み、無事に上棟完了となりました!!
監督自らが屋根に立って、仕上がりのチェック中。
そして、お施主様より棟上げに尽力した大工さんたちに向けて、今日のお礼の言葉が述べられました。
S様、上棟 おめでとうございます!!
引き続き、夏のお引渡しに向けて、邁進いたします!