■豆知識-216■ 分電盤&漏電ブレーカー
写真は分電盤!
ひと昔前まで、アンペアーは30A~40Aくらいの契約が平均的でしたが、最近ではTVやPC、エアコンなど全室に設置したり、IHクッキングなどの普及で電気の消費が増えた為 50A、60A契約が当たり前の時代になってきました。
中でも二世帯住宅で、水廻り設備をダブルで設置したり ホームエレベーターがあると「60Aでもブレーカーが落ちた!」なんて例もあるくらいです……(@o@;)/
IHや電子レンジ、ドライヤーにウォシュレットがダブルで、そこへもってきてエアコン4台+TVにPC・・・エレベーター、電気自動車の充電!!
なーんて事になったら80A、いやMAXの100A契約なんて事もあるかも?
実はこの分電盤の回路は全てに「漏電ブレーカー」を噛ませて配線してあります。
使い過ぎてもいないのに、ブレカーがバチンッ!と上がった場合は漏電している場合があります。
家電製品の何かが……故障しているという事です。
どの家電が漏電しているのか??調べる方法は簡単です。
「写真3」にある個々のブレーカーを一度 全てOFFにします。
次に「写真2」の左側にある主のブレーカーをONにします。
それから「写真3」の各家電の名前を見ながら、1つずつONにしてみて下さい。
その家電を1つずつ作動させながら、ゆ~~っくりとです!!
例えば「和室エアコン」→「浴室換気扇」→「IHクッキング」……
「キッチン電子レンジ」→「洗濯機」バチンッ!! (@o@;)/
この場合は九分九厘、洗濯機の不具合が原因で電気が漏れている事になります。
とりあえずその晩は、「洗濯機の漏電ブレーカー」だけをOFFにして過ごしていただき、翌日、工事をした電気担当者がチェックにお邪魔して家電の故障なのか?配線に不備があるのかしっかり確認します。