■豆知識-265■ 健生君のエコ意識 ^ ^V
先日の環境・森林フェアで、「静岡県教育委員会 教育長賞」の
表彰を受けました健生君! → http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_2/33994456.html
受賞した作文が手元に届きましたので掲載いたします^^V
今日からすぐにでもできる身近なエコの意識!とても勉強になりますので「豆知識265です♪」
ぼくの家は今新築中です。新築をするにあたってものすごいお金がかかっています。
父と母は十年かけて新築を決断したと言っていました。この8月から家のローンも始まったそうです。
ぼくは家の新築を通して二つのことを考え、実行してきました。
一つめは、家の新築計画に積極的に参加することです。父は家の計画を立てているとき、「家の借金を将来お前に残すことになるかもしれない。だからお前も計画に参加しろ。」とよく言いました。
計画作りに参加すれば将来自分も納得がいくし、将来自分がもう一度家を建て直すときの参考にもなると思います。
そこで、ぼくは両親と一緒に多くのショールームに行きました。
例えば、マイホームセンター、キッチン、風呂、トイレのショールーム、完成見学会などです。
実際に人が住んでいる家にも何回か見学に行きました。とにかく三年くらいの間に数え切れないほど行きました。
この見学の中でぼくが興味を持ったことは太陽光発電、IHやエコキュート、トイレ、LEDです。
環境面でも太陽光発電は電気をつくるし、LED照明は電気をあまり使わないのでいいと思いました。
これらの中でも特にぼくがこだわり、父と母に「絶対これにしようよ。」と提案したのが水をあまり使わないトイレです。
ぼくの家は六人家族で、顔を洗ったり、歯をみがいたり、トイレに行ったりなど水の使用料がとても多いです。
その中でもトイレは一回水を流すだけで十リットルくらいの水が流れます。
なのでショールームで見た四.八リットルの水だけで流せるトイレにこだわりました。
環境面でも節約面でも優れていると思ったからです。他のトイレよりも値段が高いようでしたが、父と母はぼくの提案を受け入れてくれました。
二つめは、今後お金をどうやって節約していくかです。ぼくの家の問題は水の使用料だけではありません。
電気もものすごい使っています。この暑い夏の間、ぼくの家族は一晩中せん風機を切らず、クーラーも長い時間かけています。
また、冬の間も電気ストーブを使い、ホットカーペットを入れ、暖房をかけ、さらにこたつも使っています。
また、一年中テレビやゲームの主電源を切りません。機械を使っていると確かに快適なのですが、電気の使用量がものすごくかかっていたということを新築を通して初めて知りました。
新しい家では父のこだわっていた太陽光発電やセントラルヒーティングを入れました。
セントラルヒーティングとは全室を大きなクーラー一つであたためたり、冷やしたりする設備です。
快適すぎて祖母やぼくたちが外に出たがらなくなるということも心配しましたが、さっきあげたせん風機などの機械や、灯油も使わなくなり、だいぶ節約になることを知ったのでぼくは賛成しました。
他にも太陽光発電やオール電化、LED照明なども取り入れました。
前の家よりよっぽどエコな家になり、しかも節約できると思います。
問題はあと一つ主電源のことです。太陽光発電を取り入れている人の家を見学したとき、その家の人が、売電・買電が表示されるモニターを見せてくれながら「テレビの主電源を切るとけっこうちがいがあるんだよ。」
と言っていました。これを聞いてぼくは「これだ!」と思いました。帰ってから家中を探すと、思った通り使ってないのにコンセントにささっていたり、主電源が切っていないものがたくさんありました。
始めのころは主電源を切ってあると「だれだよー。」とか、「つけろよー。」
とか言う人がいたけど、最近はみんなほとんど文句を言わなくなりました。
ぼくは今では疲れていたり、忘れたりしない限りテレビやゲームの主電源を毎日切っています。
家の新築を通してぼくはエコや節約について関心をもちました。新しい家では色々な新しい装備が入ります。
でも、新しい製品に変えるだけがエコや節約ではありません。
使う人が考えて使い、節約をする工夫をすることが本当のエコであり、一番の節約法です。
あと2か月で新しい家が完成します。新しい家でも環境やお金のことを考え、主電源を切ったり、使っていないものの電気は消したりなど一工夫を怠らないようにしっかりとやっていきたいです。