2010年04月15日
藤枝市駅前2丁目のH様邸現場ー10
ラップルコンクリートを流し込んでおります
職人さん達が今立っている所が、既に道より1m以上掘り下げた部分!
この高さから、更に下に50センチコンクリートを流しております「写真1」
お隣の基礎の下にある土が、こちらに崩れ落ちてきてしまったら~
それは、「お隣の家が倒れてしまう!」という事を意味します。
これを防ぐ為の工事が「写真2」。矢板を当て、コンクリートで補強しながら掘り進めています。
「写真3」の赤丸の位置が、重量鉄骨の柱が建つ部分です。
全部で6カ所ありますが、今日はその下を重点的にコンクリートで固めました。
よくある質問で、「基礎は頑丈ですか?」「耐震基礎にしたいです!」
こんなお話が良くでますが、今の基準法の基礎なら地震で粉々に崩れる事は考えにくいです。
それよりも、基礎の下の「地盤の強度」または「地盤補強」の方が大切です。
こんなお話が良くでますが、今の基準法の基礎なら地震で粉々に崩れる事は考えにくいです。
それよりも、基礎の下の「地盤の強度」または「地盤補強」の方が大切です。
今回の建物の総重量が40トンだと仮定して、6本の柱で支えたら1本に7トン。
この7トンもの重さを基礎が受け止めて地盤に荷重を掛けるのですから
基礎は耐えたが、地盤が沈んだ・・・(><)では意味がありません!
ですから心配な地層の部分には、コンクリートを流し込んで固めたり、
セメントの固化材を練り込んで改良するなど、地盤強度の注目が大切です。