■豆知識ー127■ 防犯ガラスって何?
昨日の空き巣の手口(豆知識126)で・・・・
↓
「ガラスに粘着テープを貼って、カツンッ!ってスパナで割って錠を外せば音も無く侵入されます」
このガラス破りが侵入方法の68%で1位だそうです!
それも普通のガラスなら10秒~20秒で侵入されています。
ガラス破壊実験ではペアガラス、強化ガラス、網入りガラスであっても1分以内で侵入可能でした(><;)
ですから窓の外側にシャッター雨戸や防犯面格子、あとは
ガラス内側に防犯フィルム貼りなどの対策が有効です。
※2位は戸締りし忘れ23% 3位は勝手口破り4% 4位が玄関破り3%(一戸建て)
実は玄関破りが少ないのは家族が帰宅したり、訪問者があったら
壊された玄関ドアを見た時点で携帯電話から110番しますよね?
ところが窓から侵入していれば、家族が鍵を開けて帰宅してきた気配を感じたら
出くわさない様に窓から逃げ出すので、顔を見られないまま逃走できるらしいんですよ~~。
本題の「防犯ガラス」ですが、2枚のガラスを貼り合わせてあるのですが
その中間に強化フィルムやポリカーボネート板を挟み込んであるので破られにくいのです「写真1」
バールで叩けばガラス自体は割れますが、中のフィルム(またはカーボネート)が
貼り付いているので、バールの先をねじ込んで剥がそうとしても手が入る穴を空けるのに
5~10分くらい掛かるので効果は絶大のガラスです。
「写真2」はガラスをバールで1発叩いた時点!ガラス自体は割れます。
「写真3」殴打回数26回目で・・・やっとバールの先が突っ込めたところ。
ここから手が入る大きさにするまでが、メチャメチャ手間が掛かってました^^/
※実験は中間膜60ミル(1.5mm)です。 その他30ミル(0.8mm)と90ミル(2.3mm)があります。