2017年10月16日
駿河区国吉田 Ⅰ様邸 新築現場-10 地盤の硬さ、スマホアプリで分かる時代来る?
昭和から、平成になって 既に29年も経ったのであるから
地盤強度を調べる方法も、かなり進歩していると思うでしょ♪
もしかしたらスマホアプリで、地面に向けるだけで
超音波の跳ね返りを測定して 硬さや土質まで判明するとかね!
実は・・・昭和から全く変わっていません!(笑)
正式には「ロータリー式垂直ボーリングによる標準貫入試験」
仕組みはシンプル。 原始的過ぎて驚きますよ^^/
鉄管をロータリー式で挿入して、計測地点まで進めたら
「写真1」重さ63.5Kgの鉄の塊のハンマーを
鉄管の先端より 75cmの高さまで持ち上げて・・・落す!!「ドカーーン」
どうやって高さ75cm持ち上げるか?
「写真2」人力です。ロープを引っ張って重りを持ち上げてます。
「写真3」その衝撃で 鉄管は地中に沈んでいくのですが
30センチ沈ませるまでに「何回叩きましたか?」
それが地耐力(1㎡当りの強度)という数値に反影されます。
この「地耐力」と地盤の強度でN値で表わされます。
それとは別に「地質」って言葉も良く聞きますが、これは土の成分の事。
おおよそ5つに別れていて「岩」「砂礫(されき)」「砂」「シルト」「粘土」ですが
今日は珍しく黒ボクが出てきました。(別名:黒土や暗土ともいう)
鉄管を引き上げてから、筒を開いてサンプルを採取して判明。
黒ボクは火山灰に腐植が練り込まれたような黒い土。←めっちゃ軟弱です(><;)
2017/10/16 makita