狭小・注文住宅からローコスト住宅、重量鉄骨3階建て、木造、二世帯住宅の新築も!静岡・沼津・富士・三島・浜松・磐田・掛川の工務店・建築システム

新着情報

  1. トップ
  2. 新着情報
  3. 焼津市石津 S様邸 新築現場ー2 地境(敷地境界線)の考え方 
2016年10月30日

焼津市石津 S様邸 新築現場ー2 地境(敷地境界線)の考え方 

石津の建築地、分譲の区画を購入した土地です。
道路が南側で明るく、高い建物もないので暮らすには最高の場所。

左隣のお宅は、一足先に購入されて新築完成しておりました。

「写真2」左隣の住宅との境界線がナイロン製の黒と黄色のロープ。

「写真3」右側はコンビニの敷地で、こちらはブロック塀とフェンスで仕切られています。
左側は分譲の会社さんの方ではブロックで境を製作しないで販売。
これって手抜きなの?と思うかもしれませんが 最近時々見かけます。
私の勝手な推測ですが・・・好意なのかもしれません。
もちろん誰が買うか? 2区画同時に買う人が現れるかも? コストダウンの為なのか?
色々想像しますが
ポイント杭はキッチリ明確になっています。ステンレス製の境界プレートが
側溝に打ち込まれていますから 地境の位置でトラブルになる事はありません。
先に不動産屋さんがブロックなどを境界のド真ん中に作ってしまうと、
1、自分の土地に好みのブロックやフェンスが作れなくなる。
既にあるブロックの中心が 境界線なので その厚み分引っ込めて作るのは合理的ではない。
土地の有効活用にはなりませんよね(><)
2、中心にブロックの場合 お隣と半分ずつ費用を出し合ってフェンスを作る事ができます♪
その代わり、色や高さ、デザインの好みが合うとも限りませんし
予算の考え方にも差が出たり? 破損があった時の修理費でも双方の了解が必要になる。
3、私達は自分の敷地内に好みのブロックやアルミ製フェンスを建てたい。
それなら 逆に私達は 特にやる必要性感じてないから 何もしません。
なんてケースになる場合 現在何もない方が助かります。
双方共にお金掛けたくない場合 そのままにしておくという案も有りだと思います。
雪国では屋根から落ちた雪を片付けるのに 一輪車で通るんです。
ブロックやフェンスはお互い絶対に造らないという阿吽の呼吸になっているそうです。
それと同じで お掃除やエアコンの室外機のメンテ 将来足場を組んで塗装の塗り直しなど
障害物ゼロで仲良く暮らしていきたい。 そんな事も可能です。
いろんなパターンを考えると 先に造った事が仇になって
結局取り壊しの費用がかかり迷惑なブロックだった! なんて事がないよう
敢えてのロープで 双方がクリアな状態でお話し合いできる状況を作って下さったのかもしれません。
憶測ですから。 単にコストダウンだったのかもしれませんがっ@o@;/
2016/10/28 makita