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2016年12月11日

建築予定地は下水道地域? それとも浄化槽の必要な地域?

住宅新築の計画をする上で「下水道地域」か?それとも「浄化槽が必要な地域」なのか?
土地を購入する場合にはとても重要です。
物件の概要書を見ると下水道【有】【無】どちらかに丸が付いていますから確認して下さい。

若い人で「浄化槽」ってなんですか?っておっしゃる方もいらっしゃいますが

要は住宅から排水される水の行先(トイレやキッチン、お風呂)です。
敷地前の道路を歩いてみて、マンホールがあって「汚水」とか「下水」と表記がある場合は
浄化槽は必要ありません。
汚水(トイレの水)も雑排水(キッチン、洗面、お風呂の水)も全部道路下の下水道に接続して
地域の汚水処理場へと流れていく地域なのです。
「写真1」焼津市の下水マンホール(カツオが泳いでます)

まだ下水道整備が行われていない地域では浄化槽の設置が義務付けです。
15年程前には「汚水は浄化槽へ」「雑排水は側溝→河川→海へと放流」と別々でしたが
環境汚染が進む原因になっておりましたから、今では「合併処理浄化槽」
(汚水も雑排水も両方浄化する物)を採用しないとなりません。
「写真2」地中に浄化槽を設置している写真

「写真3」内部の構造

浄化槽の働きは、中でバクテリアなどの微生物が汚物を分解して
きれいな水にしてから「側溝→河川→海」へと流してくれるのです。
メンテは半年~1年に1度、沈殿槽の固形物を撤去清掃したり
バクテリアの補充などの管理が必要となります。
また、強制的に空気を送り込むためのエアーポンプも設置する事になります。

※浄化槽の設置費用は市からの補助金が出る地域がありますので、調べますからお声をかけてください。