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2016年09月10日

三島市萩 F 様邸 新築現場-23 昔の職人の技から→耐震強度テクノロジーに移行

「写真1」2階の床の大梁が組まれ床組みを組んでいます。
床組みは大梁と大梁の間に小梁を差し込む工法で
互いに支持し合い より強度が安定していきます。

この上に構造用合板を貼って 床の下地を造ります。

「写真2」柱に梁を接合しています。
昔の様に柱に『ほぞ穴』を空けて、そこに梁の凸を差し込む方法は
あまり採用されなくなっています。

プレカット工場でロボットが加工するので 精度的は問題ありませんが
時代の流れで 柱に穴を空けて弱くするよりも
柱に接合金具をセットしたところに、梁を滑り込ませて
横からピンを差し込んで固定する耐震金物の方が主流になっています。

職人の技よりも 日本の耐震テクノロジーの大きな波に飲み込まれている感じ。
悪い事じゃぁ~決してないと思います。 丈夫で長持ち、安心、安全が最優先ですので!

「写真3」柱の真上から下を写しています。
柱に取り付けたコネクター(羽根)に上から梁を差し込んだ所。
切り込んだスリットを通して、横からピンを打ってロックを掛けます。
木材の断面積のロスを最小限に減らして強度を確実にしていきます。