2016年07月25日
東草深町 S様邸新築現場ー16 氷の話は・・・ あくまでもイメージの話!
ベタ基礎の鉄筋組み工事、順調です。
「写真1」の塩ビの管は排水用に予めセットしておきます。
鉄筋やコンクリを固めてからだと配管できなくなってしまうので。
2本ある理由ですか? 雑排水と汚水は別々。
通常雑排水(キッチン・お風呂・洗面・洗濯)と
汚水(トイレ)は完全に分けて建物の外まで配管します。
最後に防臭弁や最終マスで 臭いやネズミ、害虫をシャットアウトしてから
道路下の下水道管に接続する経路を確保するのです。
この2本を建物内部で合流などしたら最悪です!
汚水のニオイがキッチンやお風呂の排水から上がってきますよ~~ @o@;/
「写真3」鉄筋の量は建物の重さや、耐力壁などピンポイントにかかる
荷重の計算によって太さ・本数・間隔などを設計しています。
例えば湖に張った氷の上をウサギが歩くのなら割れませんが
大人5人が集団で歩くんだったら割れるとします。
それを防ぐために 氷の厚みの中央付近に骨の役割をする
鉄筋を細かく入れれば 5人がジャンプしても割れなくなります。
厚さによっては割れるかも? そうじゃなくて、イメージの話(笑)
2016/07/25 makita