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2016年09月05日

富士市神谷 M様邸 新築現場ー16 被り厚(かぶりあつ)の確保

防湿シートで完全に覆って鉄筋組みの準備が出来ました。

鉄筋はそのシートから浮かせて組んであります。
鉄筋の下にもたっぷりコンクリが流れ込むように
所々スペーサーというサイコロ状の架台を挟み込みました。

正確には『被り厚:かぶりあつ』と言って 建築基準法で定められていて
階数や構造によっても違いがありますが 鉄筋の下に今回は6cmの厚さで
コンクリを流し込まないとなりません。

「写真3」所々に上に立ち上がって組まれている鉄筋がありますが
これは布基礎と言います。
立ち上げてある理由は その上に土台や柱を組む部分、
大雨で水に浸かったら困るので 地盤面より約40センチ高くします。

洪水が起きると「床上浸水」とか「床下浸水」と報道がありますよね。
これは約40cm以下なら床下浸水(玄関土間は水浸し)
40cmを超えると床上浸水(1階の床や畳がビショビショ)
地盤が低い地域では洪水を警戒して 土盛りをしたり、布基礎を高くして建てる家もあります。