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2016年12月11日

家相・鬼門 がわからないですが…

家造りに関して テレビ番組や雑誌、書物などで「家相」や「鬼門:きもん」についていろいろな情報があります。
これは解説なさる先生方や、お寺 宗派によっても内容は異なる事もあり これに加えて
風水の運気や、開運の間取り、占い的要素まで当てはめますと矛盾が生じる事が多々あります。
これはメンタル面で重大な事柄ですから、お施主様御家族の意向が
ある場合はそれに順応した間取りで安心していただいております。がっ!

終始、その事ばかりに目を奪われて本来の「住み心地」「使い良さ」を損ねたマイホームでは困ってしまいます(><)
新築祝いに来られた御客様が「えぇぇーーなんで??使いにくそうな間取り・・・」
なんて心の中で思われても悔しいですから。

まずは!基本的な「家相」とは・・・? からですね
家の中心から見た玄関やトイレ 火気 水廻り設備 お仏壇 神棚 床の間などを
「吉凶方位図」と照らし合わせて総合的に判断する事です。
また、鬼門(鬼[災い]が家の中に入って来る方角)は北東を「表鬼門」。南西を「裏鬼門」と呼びます。
これらは中国から来た陰陽道の考えから来たもので、この方角には玄関や勝手口
台所、便所、ゴミ溜めなどを造ってはならないと言われております。

「表鬼門に玄関があると不幸が訪れる」、「裏鬼門にキッチンをつくると家族が病気になる」と良く聞きますね~~!!

家相は10人の人が鑑定すると10通りの意見がある!と言われるくらいで
お寺の住職さんや親戚のおばさん、近所の占い師さん、有名な風水の先生の本、細木数子先生などなど・・・・・・(><;);
「いっそのこと”家相はすべて迷信だ!”と切り捨ててしまいた~~い!!」とおっしゃる若夫婦もいらっしゃいました。

ところが・・・厄介な家相にも理にかなった知恵や経験から受け継がれたモノも、実はあるんですよ==3
南西の角の台所は西日が射し食材を痛ませるから食中毒に!
昔は釜戸(かまど)で薪を燃やしていたので煙が屋外に流れる位置に!
トイレも厠(かわや)といって風下に…母屋から少し離した場所に造り伝染病を防ぎ、
お風呂も薪で沸かしていましたから…火事にならない風向きを計算していたようです。
その習わしが今でも受け継がれているともいわれています。

今は冷蔵庫もエアコンもある時代のキッチン!
お風呂も薪をくめてウチワで扇いで「湯加減ど~~ぉぉお?」なんて沸かしませんしー
調理の煙も換気扇で外へ!トイレは水洗&下水道で一瞬にして道路下まで流れていきます。
そう考えますと家相と鬼門は最小限の不安要素だけは取り省いて・・・あとは
「明るくて、風通しの良い」「毎日の元気が出る」「最高に住み心地の良い」「楽しいマイホーム造り」に専念してみませんか^^/♪

注: でもお金をたくさん出す方が…一番口も出して良い決まりなので・・・・
それがお婆ちゃんだったら!その方の御意見は絶対に尊重しましょうね~~~^^;///