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2010年12月03日

伊豆の国市田京 E 様邸現場ー14

「写真1」は鉄骨の柱が建つ部分。 この4つのボルトで柱と連結します!
この基礎は独立基礎という工法で、各柱一本一本の荷重をこの単独の基礎が受け止めます。
ベタ基礎の様に建物の荷重を1枚岩の如く平面で受ける基礎とは違う工法です。

木造は30本、40本もの柱で建てますから一本に伝わる荷重か細かく分散されますが
鉄骨構造は柱6~8本で組むので、1カ所に掛る荷重が莫大で基礎がとても大きくなります。
その反面、柱の無い部分には荷重はゼロなので、独立基礎にして、単独で受け止めるのです。

「単独」・・・・って聞くと
大地震が来て 地面が揺すられた時、ズレたり傾いたりしないの?
すごく心配になりますよね?

地震でねじれたり歪もうとする力には、地中梁(ちちゅうばり「写真2」)という
梁で、独立基礎同士を繋ぐ事によって、衝撃を分散させ耐震力を高めます。
6つの独立基礎を、地面の中で全て連結させて、高さと幅を一体化させます。

「写真3」JIOの検査官の方が地中梁鉄筋の上を歩いていますけれどピクリとも動きません(笑)
この太さ、本数は、ビルやマンションを造る時と変わりませんから^^v