2009年02月27日
■豆知識ー96■超音波探傷試験(UT)
昨日の現場日記に掲載しましたが、鉄骨の製品検査でとても重要なUT検査(超音波探傷試験)
について写真を載せましたので、この検査についてご説明いたします。
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/27159231.html
最初に「探傷」とは鉄骨鋼材(特に溶接部分)にキズや割れなどが発生していないか?
この検査を 鋼材を「非破壊」(解体や切断をしない)で行う試験の事です。(写真1)
ですから超音波や渦電流、音響などを加えて、内部からの反射の反応を測定することで異常を探します。
特に鉄骨の建物は、溶接部分の強度がとても重要ですから
溶接カ所の断面に「超音波を過透」させて、その反射波を測定してキズを探します(写真2)
たくさんの検査カ所を短時間で!! しかも正確、精密な検査を行える方法なんですよ♪
これは「うちの会社」や「鉄骨業者」が行うのでは意味がありません!!
身内ではなく「第三者の検査技術員」によって行われて、
合格となった鋼材だけが工事に使われる仕組みこそが・・・・安心に繋がるのです^^/