2008年10月05日
■豆知識-61■被害統計(円グラフ)
私も直後の現地調査に行きましたが、愕然としました。
戦争映画に出てくるような焼け野原が、現実に目の前にあるなんて信じられなかったです。
マグニチュード7.3 最大震度7
加速度は水平が0.8G 垂直は0.4Gなんて数字・・・
人間が耐震実験で再現など到底できない、極めて大型の地震でした。
そのうえ、この地震は直下型であった事、地殻変動により至る所に断層が発生し
それに輪を掛けて液状化現象も重なって、被害家屋39万棟
うち、全半壊が25万棟 死者6400人
今まで私達が経験してきた震度4や5とは、全く比較にならない甚大な被害をもたらしました
グラフのように就寝中の最初の揺れ(午前5時46分)で家が倒壊して
77%(5000人)の方が圧死、窒息で亡くなっております。
ただ、驚く事にこの地震が 「もし昼間に起きていたら?」
という研究では、ほとんどの専門家が「被害者はもっと増えていた」と結論づけされている事です!!
われわれは「家に居る時で良かったね!」と、共に言い合える住宅を造り、住んでいただく事が使命です。