■豆知識ー13■ 地震予知って・・・
先月、中国四川省で死者7万人を超えるような大地震がありました。
一昨日は岩手.宮城内陸部で震度6強の地震があり、たくさんの被害が出て
今朝も救出作業の様子がニュースで流れておりました。
私達が暮らしている静岡県では、もう30年以上も前から東海地震が騒がれておりますが・・・・
地震予知の技術は随分進歩しているとは言え、結局のところ「そろそろ来る」「もう来てもおかしくない」程度の情報です。
昨年の10月1日より気象庁から緊急地震速報が発表される事になったのはご存知ですか?
気象庁緊急地震速報 ↓
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/Whats_EEW.html
内容は震源地の揺れを素早くキャッチして 震度5以上の場合はTV、ラジオで緊急発令してくれるシステムです。
とは言っても震源地から自分の居る所まで、揺れが地面を伝わるまでの間ですから
直下型なら警報と同時でしょうし、離れていても15秒~20秒前に発令が確認できる位です(><;);
たまたまTV、ラジオで知った場合に、すぐ対処できるか?心配です。皆さんはどうでしょうか?
生死を分ける20秒を・・・イメージトレーニングだけはしておいて下さい!!
家に居たら!?運転中だったら? 勤務先だったら?
しかし・・・TVやラジオを付けてなければ情報が入りませんし、寝ていたら何もできないんです・・・
あ~~でも、携帯電話にメールとして受信する事も可能になるらしいです。
詳しくは携帯電話会社さんに問い合わせてみて下さい。
地震対策として家具の固定や防災グッズを常備する事はもちろんですが
阪神大震災の被害に遭われた方の意見の中で、驚くものもいろいろありました。
「枕元にノコギリ、笛、靴を用意して寝るべきだ!!」なんてものまで!
・・・・・・・笑い事じゃ済まされない意見なのかもしれません。
倒壊家屋に閉じ込められて声を出し続ける苦しさを経験したからこそ「笛」なんだと思います。
柱や梁に挟まれて抜け出せない我が子を「ノコギリさえあれば救ってあげられたのに・・・」何もできず時間だけが過ぎ火が襲ってきた・・・
茶の間のTVがふすまを突き抜けて布団に飛び込んで来たり、ガラスが散乱している中 裸足で救出作業・・・
死者6400人 負傷者40000人を超えた震災の教訓を私達も真剣に考えてみましょう。