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2008年06月30日

■豆知識-38■固定資産税

豆知識36と37の不動産取得税は土地、建物を購入した翌年に1度だけかかる税金ですが、
今からご説明します固定資産税は毎年、毎年かかってきます。

一括払い、もしくは4回(5月、8月、1月、3月)に分けて納付するか選べますよ。

「夢のマイホーム♪ 月々のローン返済は、前の借家の家賃と変わらない!!」
そういう計算で手にした時に、固定資産税の分だけ計算が狂いますから
最初にある程度の「覚悟!」 (笑) いや「勉強」をしておきましょう。

詳しい資料です・・・(これ理解するのに3時間はかかります。。。笑)
  ↓
http://www.recpas.or.jp/jigyo/report_web/h19_shiryosyu/koteishisan.html#menu

簡単な目安ですが、
土地30坪、1,500万円で購入、評価額は900万円として
建物32坪、1,600万円で購入、評価額は960万円の場合で

土地900万円÷6(1/6に軽減措置)×1.4%=21,000円
建物960万円×0.014(税率1.4%)=134,400円
年間合計155,400円の固定資産税の計算です。

ただ!!建物の軽減措置がありまして
新築建物は床面積120㎡までの部分に対して3年間は半分にしてもらえます。
3階建てで構造が準耐火のものは5年間、半分になります。

32坪(105㎡)なら67,200円の軽減が受けられますから
当初3年間は(土地、建物で)88,200円ですね。

もし40坪(132㎡)の大きさの建物は120㎡を超えた12㎡分の軽減がないので・・・・・
え? シュミレーションしてみますか?
建物評価額(同じ比率だと)1200万×0.014(税率1.4%)=168,000円

120㎡分までの軽減の計算は
評価額1,200万円÷床面積132㎡=1㎡辺り91,000円。
91,000円×120㎡×軽減分0.007(1.4%の半分の0.7%)=76,440円の軽減を受けられますから
建物は91,560円
土地は先程と同じなら21,000円。合計すると112,560円ですねー

どうでしょう。参考になりましたか?あくまでも目安ですよ^^/

※実際は建物の大きさや仕様設備によって、資産税課評価額が違ってきます。
※住宅の軽減措置は、床面積50㎡以上(一戸建以外の貸家住宅にあっては40㎡)~~280㎡以下が該当します。
※店舗、事務所併用の場合は税率や軽減措置は異なります。
※土地は各市町村の路線価格に基づいて算定しております。
詳しくは各市町村役場の税務課へご相談してみて下さい。

追伸!
長い文章をお読みいただいてありがとうございました。m(_ _)m
お礼といっては何ですが・・もう一つ!豆知識・・・・
この、固定資産税、不動産取得税は「いつ?購入?完成?」したか?が重要です。
12月末に建物が完成して、住み始めていれは翌年に課税!!
年を越して1月1日から(元旦に引っ越しは有り得ないですけど・・・)だったら再来年から課税!!です。

ですから、市の職員さん達は、年末に完成しそうな工事現場に30日、31日頃
見回りするようなんですよー(><;); 既に電気メーターが稼動しているか?ガスの開栓、夜の照明などチェックしているよ