■豆知識ー152■ シロッコファンのファン♪
先程「高性能な換気扇」のおもしろ画像を見て思い出したのですが・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_4/30031574.html
キッチンの換気扇には「プロペラファン」と「シロッコファン」
2種類があるのは御存知ですか? 私の記憶ですと・・・15年くらい前までは
選択の余地も無く「プロペラファン」しか流通していなかったと思います。
ところが一般住宅のキッチンの換気扇にも「シロッコ」が普及する様になってからは
一気に逆転して、最近では「プロペラ」を全然見なくなりました。
と、言うより お客様の選択の余地も無く「シロッコファン」を標準にしてます・・・ファンだから^^/
今、冷たい風が流れましたか? 換気扇だけに^^;/ 煙ったいからもうやめろと?
「写真1」プロペラは、扇風機と同じ容量で調理の煙や臭いを外に出す方法ですが
1、風が強い日には排気能力が落ちる。しかも冬の寒い空気までが逆流する事もある。
2、音がうるさい(><)風に煽られてダンパーがカチャカチャ金属音を発し
雨が降ると、板金で型取った大きなフードに雨粒が当たり
小太鼓を叩いてる様な音がする!「写真2」
これで何回も呼び出されて怒られて・・・ 音消しの薄いゴムのラバーを貼りに行きました(><)
3、油汚れでベトついて・・・お掃除も大変なんですよねぇ!!
※業務用の高性能な換気扇は厨房や工場ではまだまだ多く使われています。
あくまでも住宅のキッチンの換気のお話ですからね!
シロッコファンとは?「写真3」 中はこんな感じです・・・説明不足?
プロペラを直接的な排気!と考えるとしたら
シロッコは排気と言うよりも外まで配管してあるダクトへ誘導する!と考えて欲しいです。
この方式なら外の風に制圧されにくく、安定した風量で押し出しす事ができます。
ダクトを通しますから、外の冷気も逆流しないし 音も静かで高気密住宅には最適です。
種類によってはファン内部で吸気と排気を同時に行って換気能力を高める商品もありますょ♪♪
密閉空間の中で空気をかき出すと、機械に負荷が掛かるしスムーズに排気できないので吸気も必要という事です!
車の中の空気も同じですよね? 1カ所少し窓を開けても・・・ビュービュー音がするだけ!
斜め後ろの窓もちょっと開けてあげるだけで、一気に車内の空気が出ますからねー。
と・・・・同じ理屈ですよね? きっと・・・(汗)
もう1つの特徴は、外壁の外に飛び出すフードも半球型のコンパクトタイプです!
雨粒の音の苦情も一切なくなりました♪