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2008年03月10日

■豆知識ー14■東海地震の話が出たので

過去700年程前からの東海地震年表を見てみましょうか?

東海地震の年表(Wikipedia地震年表より)
元弘地震(1331年12/15) M7.0伊の国、千里浜が隆起して陸地となったとされている。
明応地震(1498年9/20) M8.2津波が紀伊、駿河湾を襲う死者3~4万人。浜名湖が海とつながる。
慶長地震(1605年2/3) M7.9津波が太平洋岸を襲い紀伊西岸で死者1万~2万人。被害のほとんどは津波による。
宝永地震(1707年10/28) M8.7被害は東海道,伊勢湾,紀伊半島で最もひどく、津波も発生 死者2万人、潰家6万、流失家2万。この49日後に富士山の宝永大噴火が起こった。
安政地震(1854年12/23) M8.4被害は関東から近畿に及ぶ、津波が房総から土佐までの沿岸を襲う、死者3千人。特に伊豆の被害が大。

東海地震の周期は1331年以降、『167年後→107年後→102年後→147年後』
この年表だと「100年~150年に一度の周期で東海大地震が起きている」とされています。
前回の1854年安政地震から今日まで154年も過ぎている事も一つの要因のようです。

その他、政府の地震調査委員会より「ここ30年以内に86.8%の確率でくる!」こんな予測も今年4月に発表されているのです…
http://www.shizushin.com/news/feature/jishin/news/20080425000000000044.htm

専門家の間ではいろんな説が飛び出していまして~~!!
実は・・・・・・
東南海地震(1944年12/7) M7.9静岡・愛知・三重などで合わせて死者・行方不明者2,306人、津波あり。紀伊半島東岸で30~40cm地盤が沈下した。
この地震について意見が別れているみたいなんです。
東南海地震の際には「駿河トラフ」は動かなかったと言う説が強くてカウントされていない前提で「154年間起きていない!」なのです。

ところが1944年の東南海地震が東海地震としてカウント(駿河トラフのプレートの地殻変動があった)するならば
安政地震から90年後で一度来ていた事になり、それから今日までは「まだ65年しか経っていない!!」とする意見もあるのです。
だから次の東海地震は「まだ40年以上も先の話だよ」なんて事も・・・・・??

私の意見としてはーーーー
来ないに越した事はないのですが・・・防災意識を高めるためにも「東海地震は近いうちに来る!!」と言う事で
備えは万全にしていくべきだと思っています。「備えあれば憂い無し」にしておきましょうね。

でも700年の間に28代の御先祖様が(100年で4代の歴史で算定)天変地異をかいくぐって 
生き抜いて来てくれたから・・・今の自分はココにいるんだ♪と思いませんでしたか? え~~っ!!思って下さい。
そしてこれからも頑張りましょう♪

それにしても・・・1331年の元弘地震の文献に「マグニチュード(M)」を計測していたなんて驚きました。