■豆知識-546■ 身体では知っていたけど、頭では分かってなかった。
またまたテレビのネタでごめんなさい。
『助けて!きわめびと』よく見てるので・・・
今まで夏と冬、52回ずつ経験していたので
夏はジトジト湿気が多くて体力奪われるし、
冬は乾燥してケホケホ咳は出るし肌はカッカカサになる事知っています。
教わった訳じゃ~ないけど 身体で体感してきましたよね!
何で? って考えた事なかったです。 そんなの自然の法則だろうから考えてもしょうがないじゃん!と思って(笑)
でもこの番組でメカニズム理解しました→ 番組
12帖の部屋の場合、
室温が5℃だと空気中に含まれる水蒸気は300mLなんですって。
これが15℃ならMAXで500mLの水分を空気が含む事ができる。
室温が25℃まで上昇したら空気中のに1000mLまで水分を含む事ができる。
寒い室温、5℃の時の水分に空気中に300mLも含んでいれば
湿度はほぼ100%なので肌もしっとり、喉も痛くないけれど
エアコンや床暖房で部屋をポッカポカにしてしまうと 部屋には300mL分の
水分しか漂ってないので湿度は30%しかなくて乾燥して環境最悪!
だから冬、部屋を暖める時には加湿器を付けたり、ストーブの上にヤカン置いとけば唇がバリンバリンにならないのである♪
ところが、その12帖のリビング!
寝る時は暖房切って、それぞれの寝室に行って寝る。
もし25℃だった部屋で湿度が70%(700mLの水分が空気中にあったならば)
夜中に室温が5℃まで下がってしまったら700-300=【400mL】
缶ビール1本分の水分は空気に溶けている事が出来なくて 冷たいガラスやサッシに触れて水びたし(結露)が発生する原理。
住宅を建てる時は、結露しない為に遮熱効果のある複層ガラスにしたり
アルミの枠が剥き出しにならない樹脂サッシにしておく事で結露防止に繋がります。
また、断熱と気密性能が高い部屋であれば 例え12帖の暖房を切った後でも
暖気は逃げないで温かいまま保つ家にしておけば結露はありません。
ただ、どんなに工夫してもお風呂だけは結露します。
湯船に浸かっていると湯気がどんどん空気中に取り込まれてますよね。
寒かった浴室が シャワーや浴槽のお湯で 室温が25℃まで上昇するので
あっという間に湿度は100%で鏡や窓が湯気で曇ります。
お風呂から出てしまうと浴室内の温度が急激に下がるので湯気が一瞬で水になるから
換気扇回しても水はダクトからは排出できません。 蒔田