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2010年01月17日

■豆知識-201■ 基準法適合…それが危険

1月12日のニュース
民主党がマニフェスト(政権公約)で打ち出した建築基準法の見直しについて
馬淵澄夫国土交通副大臣は1月12日、「2011年度の法改正を視野に置きながら
2010年度は建築基準法の運用を改善する」と述べ、1月18日召集の
通常国会での改正法案の提出を見送る考えを明らかにした。

1月14日
建築確認申請手続きの簡素化や罰則の強化を柱とする建築基準法改正法案について
前原国交相はインタビューで「通常国会に提出したい」との意向を示していたが
関係団体へのヒアリングなどを踏まえて検討した結果、法改正せずに政省令や告示の改正で対応する方針に転換した。

建築基準法の改正はまだまだ先になりそうですね!

地震の揺れと、建物倒壊に関しての研究や対策はいろいろな施設で分析されておりますが
「こうすれば良し!」という答えが出ない理由としては……
1、地震の揺れは直下型もあればプレート型や海溝型など種類が違う事。
2、揺れの周期や方向、長さに関しての予測も無数のパターンがある。
3、その地域の地質や活断層、液状化の有無によって全く異なる揺れになる。
4、家自体同じ物ではなく、一軒一軒の形、構造、間取り、開口が全て違うため。

これらの違いによって被害の規模も、残る家と倒壊する家の明暗が別れる事もあります。

下記の映像は、
奥の建物が「長期優良住宅の認定基準である耐震等級2で高強度の金具補強で強度を増した耐震住宅!」
手前側の建物は「耐震強度不十分」とされる一般的な造り。

http://www.youtube.com/watch?v=RTvjSf3EzLo

これからの建築会社は
「耐震基準を満たす?満たしてない?」
そんな机上の計算だけで判断するのではなく、長年の経験から染み付いたスキルで
阪神震災以上の激震をも跳ね返す耐震性とバランスの良い建物の設計力が問われます。

「写真1、2、3」はNHKの番組で、旧基準法建物が阪神震災で倒壊するまでの
揺れ方・負荷の掛かり方・秒数の解析をやっていました。