2010年11月29日
■豆知識-272■ 御影石、バナー仕上げ と 磨き仕上げ
先日完成したO様のお宅の玄関。
当初、床はタイルを貼る事になっておりましたが、住宅展示場やマイホーム雑誌を見て御影石を貼ってあるところを発見!
タイルには無い 光沢と、高級感に魅せられて「ぜひ採用しよう♪」って事で施行いたしまいた。
御影石といいましても20以上の種類があるので、好みの色、質感を選べます。
大きく分けると「黒御影」「白御影」「赤御影」その他ピンク系やブルー、茶などです。
※御影石の色の参考→ http://www.mediapark.ne.jp/marutas/syuruim.html
今回は「赤御影」の中でもマリーナレッドを貼りました。
同じマリーナレッドでも表面を「磨き仕上げ」にするか「バーナー仕上げ」にするか?
これによって、質感も雰囲気ずいぶん違ってきます。
写真2」の白く見えている所も、同じ赤御影なんですよ @o@;/
高級ホテルや美術館の床は……「磨き仕上げ」が断然多いですよね~!
入口のゲートにマットが敷いてありますから、雨の日に靴が濡れてても水気を拭き取ってから中を歩けますから、ツルツル滑る事は無いと思います。
ところが住宅の場合は、小さな子供さんの出入りも多いでしょうから転倒防止の
「バーナー仕上げ」(高温で炙って光沢を無くし、ザラザラ感を出す)の方が安全!
とは言っても、光沢のある磨きで縁どりしました♪(デザインはお施主様より提案)
ホテル、美術館などでも、屋外の階段などは「バーナー仕上げ」にしてあります。