2011年09月21日
■豆知識-318■ ソーラーパネルの単結晶と多結晶の違いって?
単結晶と多結晶の違い?
ソーラー発電のパネルの主原料はシリコン。
固体のシリコンを一度溶かして結晶を作ります。
冷やして固める時に1つの大きな結晶体の「単結晶」とするか?
小さな結晶をたくさん寄せ集めた「多結晶」とするか?の違いです。
見た目は「写真2」一目瞭然!
原子レベルで見ると、図のように結晶軸が縦横全て平行になっているのが「単結晶」
個々の結晶がそれぞれ違う方向を向いているのが「多結晶」
価格は単結晶の方がシリコンの質量が多い分割高です。
でもメリットとしては、発電効率が良いので小さな屋根面積で、より多くの電気を作りたい場合には絶対有利です。
建築物の屋根勾配の条件が良くて、尚且つ広くて目標とする発電量が確保できる場合は多結晶にして、初期投資をなるべく抑える作戦に出る事も有りだと思います。