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2012年05月15日

■豆知識-356■ 東海地震、避難場所を家族で決めておきましょう。

新聞に驚きのアンケート結果が載ってましたね。
昨年の3.11に静岡県内でも大津波警報発令されましたが8割が避難してなかった。。。

確かに今まで津波警報が出て、指定の避難所まで行って経過を見守っていても
結局1~2時間程で解除になることが多かった。多かったじゃなくて100%そうでした。
ニュースでは「用宗海岸で30センチの津波を観測しました」って報告でおしまい。
面倒くさい!が慣れっこになってしまい逃げ遅れて、本当に来た時に悔やんでも悔やみきれない。

大津波警報が出ても沿岸地域の人が80%避難してなかったと知って
驚いてこの写真載せる事にしました。 怖すぎていままで1年以上ためらっていた写真なんですけど(><)

南三陸町の地区防災センター。
鉄骨の3階建てという事で、町民も大勢屋上に避難してきたのですが
高さ12mの津波で殆どの町民が流されてしまった現場です。

町が飲み込まれる光景を地区防災センターの屋上から見ている写真。
2階ではマイクで避難を呼び掛けていた遠藤未希さんがそのまま行方不明になったそうです。
秋には結婚が決まっていたそうです。 使命感が強すぎて津波に巻き込まれたんです。
   ↓

屋上(4階建ての室内の高さ)に避難してもほとんどの人が飲み込まれた。
奥に写っている病院の4階まで津波が飲み込んで屋上に上がった方だけ無事でした。
   ↓

アンテナ塔に登って九死に一生を得た方が撮った写真、
ここが町だったなんて思えない。まるで大海原のど真中。
   ↓

やっと津波が引き始めた時
   ↓

屋上の手すりも窓も外壁も全部流されて、骨組みがグニャグニャ
   ↓

病院やマンション、デパートは建物は残りましたが4階までの室内は全滅だったそうです。
東海地震の時、5階以上なら大丈夫!って決めつけるのは怖いですけど・・・
(何事にも想定外ってあるから!)
でも何処に居る時でも、警報が出たら とりあえず5階以上のビルを探して駆け上がる事が大事と痛感させられました。