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2017年06月01日

■豆知識-512■ 割と知られていないんですよー 網戸の仕組み

「ウチは網戸をしてても虫が入ってくるのよね!~」

完成現場の見学会などで 御近所の奥様方が窓を開け閉めしてると
チョイチョイその、あるあるネタ飛び出しますよ(笑)

網が荒いのかしら?とか猫がかじって破れてる!など
話が盛り上がってますが……

割と引き違い窓の仕組み、知らない人が多いです。

窓は基本、右のガラスは室内側で左のガラスが外側を走る設計になってます。
網戸は右側に寄せておいて下さい。
夏場、涼しい風を採り込みたい時は右側のガラスを開けて下さい。

そうすれば左の窓枠と網戸のフレームがドンピシャに揃ってて、隙間はありません。

その逆だと「写真3」網戸の役目が果たせないのです。
ガラスの内側に入った虫は、網戸のフレームの厚み分(5mm)の通り道から
室内に入って来てしまいます。

蚊だけじゃ~なく、ゴキブリだって余裕で通る幅があります @o@;/

今夜実際に自宅の窓で検証してみて下さい。

「ウチはエアコンの室外機の暑い熱風が入って来ちゃうから
網戸は左側にするしかないんです!!」って言われた事あったのです……がっ!
そんな事はありません。エアコンを回している時は窓は必ず締めているはず。。。

ちなみに人の出入りの関係で、どうしても右側から出入りするから
「網戸は左側に寄せて生活するしかない」お家もあると思います。

その時は、網戸は左で左のガラスを開けるしかないですが、窓は100%開き切って下さい。
そうすると、窓の太いアルミ枠と網戸のフレームがガチンコで触れ合って密閉状態になります。
隙間が無くなりますから、虫入りにくくなるはずです。

蚊ごときで……文章長っ!