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2024年02月06日

■豆知識-631■ ボーリング調査結果から判る事

■豆知識-631■ ボーリング調査結果から判る事がいろいろありますが

一番注目したいのは【N値】

鉄管を地中に刺して、上から63.5kgのハンマーを76cmの高さから落下させて

30cm鉄管が沈む(貫入)するまでに何回ハンマーで叩いたか?

その回数が地盤の固さを表す【N値】として結果が出ます。

調査結果がデーターになりました。

棒線グラフになっている部分が地中の深度とN値

地表面から4m~5mくらいまでが軟弱です。

水を含んだ細砂、シルトの層です。

深さ6m辺りからは小石が出て来て徐々に硬くなっています。

鉄管を打ち込んだ時に中に入っていた土を採取したサンプル

かなり水分を多く含んだ地層です。

N値と地盤の固さの関係ですが

N値=0~2:非常に軟らかい

N値=3~4:軟らかい

N値=5~8:中位、9~15:硬い

N値=16~30:非常に硬い

N値=31以上:特に硬い

ざっくりですがこんな目安です。

但し粘土層か砂礫層かによって数字も判定も変わりますし、建てる建物の規模によって地盤の改良方法が変わります。

白い破片は・・・アサリの殻

1000年前なのか? 1万年前なのか?は分かりませんが砂浜だった時代があってアサリの生息地だったんだと思います。