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2016年09月28日

葵区弥勒 S様邸 新築現場ー22 独立基礎が不採用になった・・・ 理由?

今回の重量鉄骨3階建ての基礎には、独立基礎は採用しません。

地盤強度が満たされていれば独立基礎ですが
地質調査の結果、表層部分が軟弱だった事から変更となりました。
違いとしては・・・
独立基礎は 鉄骨の柱の下にベースとなる深い基礎を造り
それを囲うように地中梁を回します。

先月施工の沼津の現場の例:http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/40510376.html

ベタ基礎の場合は 建物の建つ位置の真下は 総掘りとし、
そこに分厚いコンクリートのプレートを造るイメージです。

砂浜の上をダッシュで走ると 足が着いた所はゴソッと凹みます。これが独立基礎。
砂浜の上に分厚い板を並べた上をダッシュで走れば 砂は掘れませんし 沈みません。
そんな原理と同じで 建物の荷重を点で支えるのではなく 面(平らな基礎全面)で
受け止める工法にしてあります。

残土の処分量や、 鉄筋の本数 コンクリートの量は相当増えますが
今回の地盤強度と耐震強度を考えると ベタ基礎が最善の選択です。

「写真2」柱脚べースプレートをセット。
その周りを地中梁で囲うことで アンカーの固定と捩れ防止に繋がります。

「写真3」ベタ基礎の耐圧板内部の鉄筋。なんと上下に二重構造で組んでいます @o@;/
間隔は20cmで縦横正方形の形状。
 

 

2016/09/28 makita