2017年07月17日
沼津市大岡 K邸 新築現場ー20 基礎パッキンには2種類あります。
土台の据え付けが始まりました。
現場日記には【基礎の上に土台を乗せます】っていつも書いてますが
実際には 直(じか)に置く事はありませんよ。
必ず基礎パッキン(黒い樹脂製品)を間に噛ませます。
これを挟む事で 基礎が濡れても木材に伝わらなくなります。
もちろんシロアリ対策にもなりますし、地震の激震に襲われても
樹脂が揺れを吸収する役割にもなってくれます。
このパッキンには大きく分けると2種類あって・・・
床下に湿気が籠らないように通気性能を持たせた 通気パッキンと
外気を遮断する気密パッキンがあります。 これは建物の性能を考えて使い分けしていきます。
今回採用したのは気密パッキン!
外の空気・湿気や熱を床下には一切採り込まない 密閉型です。
これを使う時に忘れてはならない事は
床下の空気を(第一種:熱交換式換気扇)によって常時入れ替える事。
そうしないと湿気が籠りカビが発生してしまうので 強制的に換気をします。
第一種の優れている所は 床下の温度も湿度も部屋と揃える事ができるので
真冬の寒い朝でもそれほど床が冷たくならない、夏も湿気を排出できるところです♪
「写真3」黄色いタンクは防蟻工事(シロアリ対策の液体)
エコボロンといってホウ酸を木材に噴霧。
ホウ酸は虫を寄せ付けません。 ゴキブリが嫌うホウ酸ダンゴなんかもあるように
昆虫は嫌いますが人には害がありません。目の消毒にホウ酸水を使うくらいなので無害。
シロアリ防除は20年の保証が付きますのでオススメの工事です(通常は5年保証)