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2017年07月12日

清水区銀座 S様邸新築現場 ー5 スウェーデン式サウンディング試験

地盤調査を行います。
装置はワゴン車に乗せられる位の大きさ。但し重いのです。
持ち上げる事は困難だから 荷台から板を掛けて降ろします。


で 地盤強度のデーターを
収拾するための手段として採用しSS(スウェーデン式サウンディング試験)で地盤強度の調査。
って事は・・・ スウェーデンが開発した試験方法だと思うでしょ・・・~?
何を隠そう、その通りです。「読んで字の如く」でした(笑)
1917年頃、スウェーデン国有鉄道が線路工事をする中、その後スカンジナビア諸国で普及。
日本では、1954年頃に建設省が河川堤防の地盤調査として導入。
1976年にはJIS規格に制定され、住宅建築の際の地盤調査に用いられている。

ウィキったら出てました。

とっても単純な強度試験でして 先端がスクリュー型に尖った鉄柱を地面に突き立て、
重さ100キロの荷重を掛けながら回転させて捻じ込み
25cm掘り進むのに スクリューが何回転したか? を測定します。


現場によっては1回も回さないのに 25センチ沈む時もあります。
この時は『自沈』と言い 乗せた100キロの重さだけでスルスル入ってしまう現象!
とっても地盤が弱い判定となります。
逆に硬い地盤の場合は20回、30回まわしてやっと25センチ挿入。


時々スクリューポインターが石に当って 入って行かない時もあります。
その時は 人がハンパ―で4~5回打撃を加える事で 石が割れたか? 動いたか?
引っかかりを無くしてから 調査を続行させていくこともよくあります。。