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2017年05月06日

新通1丁目 T様邸 新築現場ー24 ターニングポイントは1981年の新耐震設計

床を支える梁に『火打ち梁』の設置。
水平構面の歪みを防止する補強材。

古い住宅の場合、リフォームなどで天井を剥がした時に、
この接合金物が不足しているお宅が多いです。
耐震補強工事を行う時には、筋交い・火打ち土台、それと火打ち梁が重要です。

建築基準法は戦後何回か改正されています。
1959年 改正(防火規定が強化された)
1971年 住宅の基礎は鉄筋コンクリート造の指定(十勝沖地震教訓)
1981年 大改正 新耐震設計基準(宮城県沖地震後、耐震基準大幅見直し)
1987年 改正 住居地以外の準防火地域においても木造3階建て建築が可能に
1995年 改正 構造体接合金物の省令
2000年 改正 地盤調査の義務化 軟弱地盤には杭または地盤改良の必要性
耐力壁の配置バランス計算、偏芯率計算(阪神大震災の教訓)
2006年 改正 耐震改修促進法(既存建物の耐震補強の奨励)

今から36年前1981年(昭和56年)に耐震設計基準が大きく変わり
新耐震基準となりましたが、その後も接合金物や地盤補強の奨励 偏芯率の計算など
年々ハードルを上げた耐震構造に進化し続けてます。

とりあえず、現在のお住いが1981年以前に建てたか? その後に建築したか?
大きなターニングポイントになっています。