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2017年04月19日

新通2丁目 I 様邸 新築現場ー33 層間変形角って聞いた事ありますか?

「写真1」アルミサッシとガラス付きました。
昨日も大雨でしたが 中に吹き込む心配はなくなってます♪。

「写真2」間柱一本一本に特殊なテープを貼りました。これは制震テープ(揺れを制御する)
地震の揺れで起こる層間変形角(ひずみ角度)を半分に抑える優れモノ!
地震被害に対する保証も30年受けられる制震構造です。

https://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_1/36620416.html

層間変形角とは 地震の揺れに対する建物の水平変位を 階の高さで割った数値【水平変位÷階高】
階高と変位の比率が建物の強度に大きな影響を与えます。
例えば階高7m(7000mm)に対して変形量4cm(40mm)と
階高4m(4000mm)に対して2cm(20mm)だとしたら
4cm(40mm)の方が大きく変形しているように思えますが・・・

計算してみると
7mの高さで 4cmのひずみの場合  40/7000=1/175
4mの高さで 2cmのひずみ     20/4000=1/200
結果は分母が大きい階高4mの方が変形は小さいと判断されます。
基準法からみても分母が200より少ないと、ほぼ不適格と見なされる値です。

もし8階建てのマンションの8階に住んでして
大地震の発生で1/200(規定内)で揺れたとすると
階高27m(8階)÷200=135mmm→ 揺れる振れ幅は13.5cmという事です。

「写真3」いよいよ工事は外壁の内側に断熱材の充填に取り掛かります♪

 

2017/04/18 makita