2008年09月15日
■豆知識-56■ 気密性能を測る
「住み心地の良い家」ってどんな家ですか?
と質問された場合、皆さんならどんな答えが返ってくるのでしょうか?
「断熱性能が高い家」「地震に強く耐久性に優れてる」「収納が多い」
「日当たりが良い部屋」「各室のプライバシーを守れる」「自然素材に囲まれた部屋」
このように、それぞれな意見が飛び交うと思います。
写真の機械は、いったい何の測定をしていると思いますか?
住み心地にとても重要な「気密性能」を測定しているところです。
学校給食に出た「牛乳パック」。飲み終わった後、ストローで空気を吸い出すと・・・・・
パックが「ぎゅ~~~っ」と内側に潰れますね?
この機械は 家の窓を全て閉め切った状態にしてから、ストローで吸う様に家の中の空気を吸い出しているところです。
牛乳パックのように「ぐにゃ~」っとは潰れませんが・・・
中と外の気圧差や、吐き出す空気の量で気密性能「C値」(相当隙間面積)を測定します。
写真の機械は特殊(大きな施設などで使うもの)ですから
通常の住宅では豆知識57の写真にある測定器を使います。
そちらで詳しい内容を書きますね!