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2016年05月15日

葵区住吉町 F様邸新築現場 ー19 昔 使っていた井戸に息抜き管

「写真1」基礎工事の掘削。
基礎の底まで掘ったところで砕石を敷き詰め突き固めました。

『昔、使っていた井戸を息抜をしてあげる』とは? どういう事?

それは「使わなくなった井戸をを塞ぐ時には息抜をしてあげる」という意味です。
まんまじゃんかっ!!

詳しく書くと長くなりますが良いですか?
「写真2」昔は竹でしたが、最近は塩ビパイプです。

今までお世話になった井戸なのに、必要ないからといって
管を抜いたり、そのまま埋めてしまうと井戸の神様が怒ると昔の人は恐れていました。

井戸は地主だけの物ではなく、地中の水脈ですから村のみんなの物。
なので、埋めてしまうと、水流が断たれ 上流の井戸を溢れさせ、下流の井戸を枯らすなど
やってはいけない事とされていたのです。現実的にはどうなのかわかりませんが。
井戸を埋めるときには 竹など(節を抜いて筒状にした物)を差し込んで息抜きができる様に
してあげて お神酒を撒いて神様にお礼を述べる風習があるのです。

先週の日曜日にも、地鎮祭の時に井戸に竹を差し込んで息抜きの儀式を行いました♪
http://blogs.yahoo.co.jp/k_sys_3/40346766.html

「写真3」その後、基礎工事で掘った時に、塩ビのパイプで 建物の横まで這わせておきます。
なんとっ! 雨水や泥が入らない様に 上向きではなく エルボジョイントを2つも継ぎ足して
穴を下向きにしてくれてあります @o@;/
浦田水道の職人さん、凄い! ロト買ってみて。絶対7億当たると思う♪