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2018年04月11日

長泉町下土狩 N様邸 新築現場-7 地盤調査結果の速報!

テレビ見ていると地震速報や五輪のメダル速報が流れますが・・・

住宅業界では地盤調査を行ったその晩遅くに、

調査結果の速報がメールで届きます。

でもその時間、会社はみんな帰ってしまっていないんですけど・・・m(_ _;)m

それにしても今回の建築現場は硬い!

地表面から25cmの深さで100KN/㎡超え

46cmでは120KN/㎡。実質回転数867。

これ以上はスクリューポイントをハンマーで叩いても入って行かない岩盤です。

通常調査ポイントは5カ所と決まっていて

深さ5~8mくらいまで貫入させて計測できます。

今日はなんと12ポイント。いずれもスタート直後に

岩に当たって その先は断念しています。

それでも岩盤の厚み、どうしても調べたくて・・・

唯一【NO.7】だけは執念で岩を砕いて進みました。

建物の下になる所ではやりたくないので道路付近にて!

深度25cm  102KN/㎡

深度50cm >120KN/㎡   実質回転数328近辺

深度75cm >120KN/㎡   実質回転数180近辺

深度81cm >120KN/㎡  実質回転数1,733近辺

 

※一般的な木造住宅の場合25~30KN/㎡あれば地盤の補強は不要です。

 

 

KN/㎡の話
1KN(キロニュートン)=0.1t(トン)=100kg

結果が30KN(キロニュートン)であれば1㎡(平方メートル)あたり

約3トン以上の荷重に耐える地盤と判定されます。

今回のような120KNの値は1㎡当り12トンという計算です。

 

 

そもそも家って・・・どのくらいの重さかご存知ですか?

1階50㎡(15坪)、 2階も50㎡(15坪)で

延べ床面積100㎡(30坪)の木造住宅で30トン。

この30トンの重さが50㎡の基礎に圧力が掛かるので

30トン÷50㎡=1㎡当り600キロ。

1㎡当りの地耐力が3トンあれば5倍の余裕がありますし

地耐力12トンなら20倍の余裕がある計算です。 蒔田

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