2019年08月12日
🏠静岡市葵区北安東1丁目 W様邸 新築現場-10 『手古摺る』と『埒』
既存住宅の基礎工事の図面に記されていた
杭の位置を探っています。
↓
ありました。巨大です!
↓
抜ける?
先に折る?
引っ張っちゃってみる?
彼(杭)たちも昔打ち込まれた時には、
まさか抜かれるなんて想像してなかったと思うんですよ!
必死の抵抗に合いましたが、
掘って叩いて砕いて持ち上げる! これを繰り返して引っ張り出します。
↓
それにしても深いし太いし重い・・・・手古摺ってます。
てこずる?
てこずる(手古摺る)は安永1772年ごろから使われているそうで
重たい物を動かそうとしてテコの原理で作業をしても
擦るだけで手をわざらわせるのが語源みたい。
今ではヤンチャな子供や、難しい問題の事を手古摺ると言いますが、
本当の意味は巨木の根っこを抜くような重たい物を
テコを使っても【埒(らち)が明かない】こと。
埒って何よ!!
飼育している馬を囲っている柵の事。
埒が開かないと物事が進展しないし決着しないという意味。
競馬だってスタートゲートが開かなければ・・・ 結果が出ませんもんね。
蒔田
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