2018年06月21日
住宅の仕事に携わって・・・思うことー109 瓦屋根は地震に弱い。
先程の108の記事で地震の時はブロック塀の倒壊が危険と書きました。
今度は屋根の話。
屋根の材料は陶器瓦やスレート瓦・カラーベスト・ガルバリウム鋼板等いろいろありますが・・・
大きな地震に襲われると、瓦が一番弱い。 弱いというか落下するから危険なんです。
避難で外に出た時に、瓦が頭に落ちたら大ケガ。道路沿いの家だと通行人まで危険にさらされます。
それと先日の大阪の地震、梅雨真っただ中ですから家に雨水が入ってきます。すぐに修理できないのでブルーシートで応急処置してますが
風が吹けばどうしても中に吹き込んで傷みが進みます。
余震が続けばシートを抑える 砂袋の重しが二次被害の危険にもなりそう@o@;/
最初の写真を見ると分かりますが屋根瓦の被害は2階に集中します。
これは層間変異は上に行くほど振動幅が大きくなるので、振り落とされる力が強いという事です。
しかも重たい瓦が乗せてあると建物への負担も大きくなります。
電車で吊革持たずに立っている時、頭に米10K乗せていたらチョットの揺れでも振り回されるし腰も痛くなりますから(笑) 蒔田
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